秘書は未経験でも転職できる?求められるマナーやスキルについて
上司のサポート役として、スケジュール管理や来客対応、書類作成など幅広い業務を担う「秘書」。
ビジネスマナーやコミュニケーション力が求められる専門職ですが、実際には未経験から転職する人も少なくありません。
本記事では、秘書の仕事内容や必要とされるマナー・スキルを整理し、未経験から転職を目指す際に押さえておきたいポイントをまとめます。
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目次
未経験から秘書職へ転職できる?
秘書は、上司のスケジュール管理や会議準備、出張手配、来客応対など、幅広いサポートを行う職種です。
上司を支える立場でありながら、外部の関係者と接する機会も多いため、正確さと信頼感のある対応が求められます。
経験者が優遇される傾向はありますが、未経験者を対象とした求人も存在します。
一般事務や営業事務、アシスタント職などで培った事務処理能力や調整力、対人対応力は秘書業務にも通じるため、これらの経験を生かして転職する人も少なくありません。
そのため、未経験の場合は、職務経験が活かせる業界や企業の求人を探すことをおすすめします。
秘書職で覚えておくべきマナー
秘書は、上司や社外関係者と接する際の印象が会社全体の評価にもつながる仕事です。そのため、秘書業務において覚えておくべきマナーをご紹介します。
言葉遣い
尊敬語や謙譲語を正しく使い分けることは基本中の基本ですが、電話応対やメールの文面、来客時の言葉遣いなど、どの場面でも丁寧で落ち着いた対応が求められます。
接遇・身だしなみ
来客対応では、案内やお茶出し、会議室の準備などを正しく行う必要があります。清潔感のある服装や姿勢も信頼感を与えるポイントです。
気配り
挨拶や時間厳守、報連相といった基本行動に加え、相手の立場を考えた気配りが大切です。状況を読み取り、上司の行動をサポートする姿勢が求められます。
秘書に求められるスキル・能力
つづいて、秘書に求められるスキル・能力についてもお伝えしていきます。
スケジュール管理と調整力
秘書業務は、上司の予定を把握し、会議や出張の準備を滞りなく進める力が必要です。複数の予定を同時に調整するため、優先順位を判断する力も求められます。
情報整理力とPCスキル
秘書はデスクワークも多く、さまざまな資料作成やデータ管理を行うため、Word・Excel・PowerPointなどの基本操作は欠かせません。
情報を分かりやすくまとめ、必要な際に迅速に提示できる力が求められます。
柔軟な対応力
業務を行う上で、急な予定変更や来客はつきものです。その際に冷静に対応できる柔軟さは必要不可欠で、想定外の状況でも落ち着いて行動できる人が秘書に向いています。
コミュニケーション力とホスピタリティ
上司だけでなく、社内外の多くの人と関わるため、状況に応じたコミュニケーション力は欠かせません。相手を思いやり、安心感を与える姿勢が信頼につながります。
未経験から秘書への転職を目指す際のポイント
未経験から秘書職を目指す場合は、これまでの経験をどのように秘書業務に生かせるかを整理しておくことが大切です。
たとえば、事務職でのスケジュール管理や書類作成、営業職での顧客対応や調整力などは、秘書業務と共通する部分が多くあります。
面接では、「上司を支えることにやりがいを感じる」「サポート役として貢献したい」といった姿勢を伝えるとよいでしょう。
また、ビジネスマナーの基礎を見直したり、秘書検定の勉強を通じて知識を補ったりするのも効果的です。
必ずしも資格が必要というわけではありませんが、学ぶ意欲を示すことは評価につながります。
ほかには、最初から正社員の秘書職にこだわらず、アシスタント職や派遣などで経験を積む方法も現実的です。
実務を通じてスキルを身につけることで、次のステップに進みやすくなります。
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まとめ
秘書職は、経験よりも信頼される対応力や支える姿勢が求められる仕事です。
未経験からでも、ビジネスマナーや基本スキルを整え、上司をサポートする意欲を示せば十分に挑戦可能です。
これまでの経験を整理し、自分なりの強みとして伝えることが、秘書職へ転職する一歩に繋がるでしょう。
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