法務事務とは?一般事務との違いや向いている人、役立つ資格について解説
企業の管理部門のなかでも、専門性が高い職種「法務事務」は、法律に関わる仕事をサポートする役割として、重要性が高まっています。
立ち位置として事務職になりますが、よく見聞きする一般事務とは具体的にどんな違いがあるのでしょうか。
そこで本記事では、法務事務の役割や一般事務との違い、向いている人の特徴、そして役立つ資格について解説します。
▼採用担当者様へ:会社見学と仕事体験の採用/求人サイトのWorkWork(わくわく)ポータルへ掲載しませんか?

目次
法務事務とは?
法務事務とは、企業内の法務部門や法律事務所などで、法律に関する手続きや文書管理などのサポートを行う仕事です。
契約書のチェックや作成に関連する業務だけでなく、社内規定の整備や法的リスクへの対応といった幅広い役割が含まれます。
企業が法律に違反することなくビジネスを進められるように、裏側から支える存在です。
法務事務の職場は、一般企業の法務部のほか、法律事務所や弁護士事務所などがあり、企業規模や業種によって対応内容は変わります。
一般事務とはどう違う?
一般事務は、書類作成・データ入力・電話対応・来客対応・請求書の処理といった会社全体の業務を支える事務職です。
一方、法務事務は法律や契約に関する専門的な処理を主な業務としています。
幅広いデスクワークを担当する一般事務職に比べて、法務事務は取り扱う情報が専門的な法律・契約に特化した事務職です。
そのため、ある程度の法律知識や専門用語の理解が求められるケースが多いと言えます。
法務事務の仕事内容
法務事務の具体的な業務は、企業や部署によって幅がありますが、主な仕事内容は以下が挙げられます。
契約書の作成・チェック
法務事務の中心的な役割のひとつが、契約書に関する処理です。
売買契約や業務委託契約、秘密保持契約(NDA)など、取引に関わる各種契約書を作成したり、内容に不利な条項がないかをチェックしたりします。
法律に詳しい専門家(弁護士や社内弁護士)が最終的な判断をする場合でも、契約書のひな型作成や修正案の提案などを担当することが多いです。
社内規定や法令対応のサポート
企業が法令を遵守するため、社内規定の見直しや整備のサポートも行います。
規定が変更された時や新たな法令が施行された時には、関連部署と連携して対応することがあります。
登記や証明書などの手続き
法務部では、会社登記や役員変更などに関連する手続きを扱うことがあります。
登記簿謄本の取得や印鑑証明書の収集など、法的な書類の手続きを進めるのも法務事務の仕事です。
リスク管理やトラブル対応の補助
法務事務は、契約や取引でのトラブルを未然に防ぐ業務にも関わります。
法的リスクを整理し、専門家と協力して対応策を検討する役割を担うことがあります。
法務事務に向いている人
法務事務は専門性があり、求められる能力も一般事務とはやや異なります。そのため、以下のような特徴がある人が向いているとされています。
細かい作業を丁寧に行える人
法務事務では、契約書の条文を読み込んだり、社内ルールの変更点を正確に反映したりする必要があります。
必然的に重要度の高い業務を担うことが多く、正確さや慎重さが求められる仕事です。
学習意欲が高い人
法務事務は法令や判例、社内規則といった情報を常にアップデートしていく必要があります。
新しい知識を学ぶ意欲がある人、知らないことを知りたいと思える好奇心がある人は、仕事に馴染みやすいでしょう。
コミュニケーション能力がある人
法務事務は、社内の複数の部署と連携して作業を進めることが多いです。
相手の要望を正確に伝えたり、情報を整理して共有したりするコミュニケーション力が役立ちます。
法務事務に役立つ資格・スキル
法務事務には法律関連の知識が求められる場面があり、取得しておくと有利な資格があります。
ビジネス実務法務検定
ビジネス実務法務検定は、民法や会社法、消費者契約法、個人情報保護法など、企業法務に関係する法律知識を学べる資格です。
3級は基礎知識、2級以上はより応用的な知識や実務対応力が評価されます。
TOEICなど語学系資格
外資系企業や海外取引のある企業では、契約書や社内文書の英語での確認が必要になる場合があります。
TOEICや英語関連資格を取得することで、職場での活躍の機会が広がることがあります。
IT系スキル・ビジネス文書力
法務事務では、表計算ソフトや文書作成ソフトを使う機会も多いため、IT系の基本スキルやビジネス文書力も役立ちます。
法務事務は実務に直結する能力も評価されるため、アピールポイントになるでしょう。
▼採用担当者様へ:会社見学と仕事体験の採用/求人サイトのWorkWork(わくわく)ポータルへ掲載しませんか?

まとめ
法務事務は、企業のなかで法律やルールに関わる手続きを支える専門的な事務職です。
一般事務との違いは、法令や契約関係といった専門的知識を扱う点にあり、細かい作業や知識を取り入れることが求められます。
そのため、資格を取得することで、より専門性を高められるだけでなく、転職市場での評価を上げることにもつながります。
法務事務への就職・転職をお考えの方は、仕事内容や求められるスキルを理解し、自身の適性と照らし合わせて準備を進めることが重要です。
\こちらもおすすめ/
▼総務事務はどんな仕事をする?向いている人やおすすめの資格について
