【MRってどんな仕事?】MRの種類ややりがい、なるまでの流れを解説します
MRは、医師や薬剤師に医薬品の提供を行う営業職です。
医薬品についてなどの専門的な知識が必要となります。
TBSでドラマ化している「私の家政夫ナギサさん」で多部未華子さん演じる主人公・相原メイがMR職のため、具体的にどんな職業なのか気になった方も多いのではないでしょうか。
本編で、MRの仕事内容について詳しくご紹介します!
MRの仕事について詳しく知りたい方や、MRを目指したいとお考えの方は、ぜひ参考にしてください!
▼採用担当者様へ:会社見学と仕事体験の採用/求人サイトのWorkWork(わくわく)ポータルへ掲載しませんか?
目次
MRについて
MRの正式名称は「Medical Representative(メディカル・リプレゼンタティブ)」で、製薬会社などに属する営業職のことを指します。
おもに医薬品の情報を取り扱い、医師や薬剤師などの医療従事者に自社製品の情報を提供して、医療現場で採用してもらうためにもちかけるのが業務です。
医薬品には、一般医薬品と医療医薬品がありますが、MRが取り扱うのは医師の処方が必要な医療医薬品です。
医薬品の品質・安全性・有効性・副作用などの情報を正しく理解し、知識を頭に入れたうえで説明する能力を身に付けなければいけません。
また、医療従事者に向けて医薬品の講習会や研修を開くこともあります。
MRの種類
MRは大きく分ると、製薬会社のMR とCSO(医薬品販売業務受託機関)のコントラクトMR の2種類です。
それぞれどのような違いがあるのか、それぞれ見ていきましょう。
製薬会社のMR
製薬会社に所属し、医薬品などの情報提供を行うMRは、自社の医薬品に関する専門的な知識を頭に入れて医療従事者に説明します。
企業によって新薬・ジェネリックの薬を扱うか、またはがんや免疫疾患などの専門的な医薬品を扱うかは異なります。
また、製薬会社には営業部以外にも研究開発や製造などの部署があるため、必ずしもMRとして働き続けるわけではなく、移動になる可能性もあります。
CSO(医薬品販売業務受託機関)のコントラクトMR
CSOはContract Sales Organizationの略で、医薬品販売業務受託機関のことを指します。
「コントラクトMR」は、医薬品メーカーの営業を請け負うCSOに所属し、医薬品メーカーに派遣される形で働きます。
CSOは製薬会社と違って営業会社のため、コントラクトMRはその会社にいる限り営業職を専門的に行うのが特徴です。
MRのやりがいと大変なこと
MRを目指すか考える上で重要となる、仕事のやりがいと大変なことについて気になる方は多いのではないでしょうか。
やりがいと大変なことをそれぞれ見ていきましょう。
やりがい
医療従事者に医薬品の情報を提供するという重大な業務を任されるMRのやりがいをそれぞれ見ていきましょう。
MRのやりがい
・多くの人を救う医療に携わることができる
・医療や医薬品に関する専門的な知識が身に付く
・対人スキルや説明力を磨くことができる
・多くの人を救う医療に携わることができる
MRとして提案した医薬品や情報提供が患者を救うことに繋がる可能性があります。
また、医療業界の発展にも貢献できます。
分かりやすく人のためになることができるのは強いやりがいとなるはずです。
・医療や医薬品に関する専門的な知識が身に付く
MRの業務をこなしていくうちに医療や医薬品に関する専門的な知識が身に付きます。
最先端の情報をたくさん知り、深めることが好きな方にとってはぴったりの仕事と言えるでしょう。
・対人スキルや説明力を磨くことができる
MRが自社の医薬品を導入してもらうために医療従事者に掛け合う際、信頼を得るためのコミュニケーションが必要となります。
そのたま自然と対人スキルや説明力を磨くことができます。
大変なこと
MRは、医療に貢献することで得られるやりがいがたくさんあり、給与も高いというメリットがある一方で、人によっては大変と感じることも多くある仕事です。 それぞれ見ていきましょう。
MRの大変なこと
・新しい医薬品の知識を覚えなければいけない
・医療従事者との良好な関係を築く必要がある
・ノルマが設定される
・新しい医薬品の知識を覚えなければいけない
医薬品は、常に新しいものが開発されていくため、情報のアップデートが必要です。
新しく覚えなければいけないことも多く、日々勉強するのに苦労する人は多いでしょう。
・医療従事者との良好な関係を築く必要がある
MRとして自社の医薬品の情報を提供し、実際に使ってもらうためには医療従事者から信頼を得て、良好な関係を築くことが重要になります。
また、取引先の医療従事者の都合に合わせて動かなければいけないのも苦労を感じやすい点です。
・ノルマが設定される
営業職にとってはあるあるですが、MRの仕事も売上目標が設定されることが多いです。
ノルマのために他社とも競い合って数字を出すために奮闘しなければいけません。
結果を目の当たりにするのが苦痛な方にとってはストレスを感じてしまうでしょう。
MRになるためには?
MRになるために学歴や資格は必須ではありませんが、就業者の多くは大卒です。
また、製薬会社などに入社したあとに、業界が定めた共通のMR導入教育を受講する必要があります。
MR導入教育を修了すると、MR認定試験の受験資格を得られ、医療関係者に信頼されるMR活動を行うために必要な資質を習得し、実際の経験を経たうえで、MR認定証が得られます。
▼採用担当者様へ:会社見学と仕事体験の採用/求人サイトのWorkWork(わくわく)ポータルへ掲載しませんか?
まとめ
本記事では、MRがどのような仕事なのか解説しました。
MRの仕事は、医療に携わることで、間接的に多くの人の役に立てるなどのやりがいがある仕事です。
ただ、華やかな営業職である一方で、医療や医薬品に関する知識をアップデートしていかなければいけない、医療従事者と良好な関係を築いていく必要があるなど、日頃からの苦労も多いことも念頭に入れておきましょう。
\こちらもおすすめ/