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ビジネス関連

日本カルミックが「N-VAN e:」を導入!社用車EV化で実現するCO2削減と企業の未来

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「環境に配慮したいけれど、具体的に何をすれば?」そう感じている企業は少なくないのではないでしょうか。衛生環境マネージメントのパイオニアである日本カルミック株式会社は、社用車にホンダの電気自動車「N-VAN e:」を試験導入し、この問いに具体的な一石を投じました。

ガソリン車と比較して約60%もの温室効果ガス排出量削減が見込まれるこの取り組みは、持続可能な社会へ向けた確かな一歩となるでしょう。今回は、日本カルミックの意欲的な挑戦について、詳しくご紹介します。


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環境への本気度を見せる!日本カルミックが社用EV導入で描く未来

地球温暖化や環境問題への意識が高まる中、企業活動においても「持続可能性(サステナビリティ)」は避けて通れない重要なテーマとなっています。そんな中、日本カルミック株式会社は、社用車に電気自動車(EV)を試験導入するという、意欲的な一歩を踏み出しました。

これは単なる車両の置き換えにとどまらず、企業の長期的なビジョンと、環境への真摯なコミットメントを示す重要なアクションといえるでしょう。

日本カルミックってどんな会社?

まずは、今回の取り組みを行う日本カルミック株式会社についてご紹介します。

同社は、犬・猫用医薬品などを手掛ける共立製薬株式会社と、英国を拠点とする大手環境衛生マネージメント企業レントキル・イニシャル社の合弁会社です。その専門知識と技術力を活かし、ウォッシュルーム、厨房、オフィス空間など、私たちの身近な場所の「清潔・安心・快適」を守る衛生環境マネージメントを提供しています。

日本の衛生環境を支えるプロフェッショナルが、今回のEV導入でどのような未来を描いているのでしょうか。

日本カルミックの長期目標は「ゼロエミッション」です。これは、企業活動で排出されるCO₂などの温室効果ガスを実質ゼロにすることを目指す、非常に高い目標といえます。今回のEV導入は、まさにこの目標達成に向けた具体的な施策の一つであり、同社の環境に対する本気度がうかがえます。

日本カルミック公式サイトはこちら:https://www.calmic.co.jp/

なぜ今、EVなのか?──試験導入が示す企業の戦略

今回、日本カルミックがEVを導入したのは、同社の物流およびメンテナンスサービス拠点である「東京ベイサイドセンター」です。ここに2台のEVが導入され、2025年11月からの運用が開始されるとのことです。

注目すべきは、「試験導入」という点です。単にEVを導入するだけでなく、CO₂排出量削減効果、ランニングコスト、そして現場での実用性などを徹底的に検証することを目的としている点に、企業の堅実な戦略が表れているのではないでしょうか。これは、一過性の取り組みではなく、将来的な全社展開を見据えた、重要なステップといえるでしょう。

導入車両「N-VAN e:」に注目!その実力は?

今回導入されたのは、ホンダの電気自動車「N-VAN e:(エヌバン イー)」です。N-VANは、その積載性と使い勝手の良さで商用車として人気の軽バンですが、そのEV版が登場したことで、多くの企業が注目しています。

N-VAN e:が選ばれた理由と期待される効果

プレスリリースには、本田技研工業株式会社による比較試算データが掲載されており、それによるとN-VAN e:は、ガソリン車であるN-VANと比較して、約60%もの温室効果ガス排出量削減が見込まれるとのことです。これは驚くべき数字であり、環境負荷低減への大きな貢献が期待されます。

日本カルミックがN-VAN e:を選んだ理由としては、いくつか考えられます。

  • 実用性と信頼性: 長年培われたN-VANの商用車としての高い実用性は、EV版でも健在のはずです。メンテナンスサービスという業務で求められる積載性や耐久性もクリアできるでしょう。
  • 航続距離と充電インフラ: 最近の軽EVは航続距離も向上しており、都市部での短距離移動が多い業務であれば十分対応可能です。また、東京ベイサイドセンター内に専用充電スポットを新設したことで、安定稼働を強力にバックアップしています。
  • 企業イメージ向上: 環境に配慮した車両を導入することは、企業としてのブランドイメージ向上にも直結します。


今回導入された電気自動車のイメージです。青い空と白い建物に映える「calmic EV」のロゴが印象的ですね。

コスト面から見たEVの魅力と今後の展望

今回のリリースでは車両価格には触れられていませんが、EV導入のメリットとして「ランニングコスト」の検証が挙げられています。

EVはガソリン車に比べて初期費用が高い傾向にありますが、電気代はガソリン代よりも安く抑えられることが多く、また、部品点数が少ないためメンテナンスコストも低減される可能性があります。特に、今回のN-VAN e:のような軽商用EVは、補助金制度なども活用すれば、長期的な視点で見ると高いコストパフォーマンスを発揮する可能性を秘めているのではないでしょうか。

そして、この試験導入の結果次第では、他拠点への展開や導入台数の拡大も視野に入れているとのことです。日本カルミックが描く「ゼロエミッション」への道筋が、今回の取り組みを通じてより具体的に見えてくることに期待が高まります。


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まとめ|環境とビジネスを両立させる先駆者として

日本カルミックの今回の電気自動車導入は、単なる環境への配慮にとどまらず、「企業の持続可能性」と「ビジネスとしての合理性」を両立させようとする強い意志を感じさせます。

衛生的で快適な環境を創造するプロフェッショナルが、自社の足元から環境負荷を低減する。この一貫した姿勢は、多くの企業にとって参考になるのではないでしょうか。環境に優しいEVへのシフトは、もはや遠い未来の話ではありません。ぜひ本記事を参考に、皆さんの会社でもEV導入を検討してみてくださいね。

日本カルミックの今後の取り組みが、日本のビジネスシーンにおけるサステナビリティ推進の大きな原動力となることを期待しています。

日本カルミック株式会社 企業概要

  • 名称: 日本カルミック株式会社
  • 代表者: 代表取締役社長 髙居 隆章
  • 会社設立: 1969年6月6日
  • 資本金: 2,000万円
  • 従業員数: 674人(2025年9月)
  • 事業内容: 衛生製品の開発・レンタルサービス、設備の維持管理・メンテナンスサービス、改修工事・リニューアル、環境・衛生診断
  • URL: https://www.calmic.co.jp/
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ライター

『全ての魅力にスポットライトがあたる社会実現へ』 デジタルPRのプロダクトをベースにして、顧客の魅力をより明るくよいものに“魅せる”活動をしています。
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