WILLER EXPRESS『ハイウェイパイロット』頂上決戦!高速バスの安心はこう生まれる
高速バスの旅は、多くの方にとって便利で魅力的な移動手段ではないでしょうか。しかし、その安全と快適さがどのように守られているのか、普段意識する機会は少ないかもしれません。
実は、WILLER EXPRESSでは、運転士を「ハイウェイパイロット」と呼び、安全とおもてなしのプロフェッショナルたちがその頂点を競い合う「トップガンコンテスト」が開催されています。今回は、この「トップガンコンテスト2025」に注目し、高速バスの知られざる安全の秘密と、日夜私たちの旅を支えるプロフェッショナルたちの超絶技、そして揺るぎない心意気を徹底解説します。この記事を通じて、あなたの高速バスに対する見方が変わり、次の旅がもっと安心で快適になるきっかけとなれば幸いです。
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目次
WILLER EXPRESSが目指す「ハイウェイパイロット」とは
WILLER EXPRESSといえば、ユニークなバスデザインとお客様目線のサービスで業界をリードする存在です。彼らが目指すのは、単なる快適な移動手段を提供するだけではありません。「安全とサービスを両立したワンランク上の運転士」という哲学が、その根底に息づいています。
「ハイウェイパイロット」誕生の背景と想い
2024年4月、WILLER EXPRESSは高速バスの運転士の呼称を「ハイウェイパイロット」へと変更しました。これは単なるネーミング変更ではなく、業界全体で深刻化する運転士不足に対し、「キツい」「低賃金」といったイメージを刷新したいという強い想いが込められています。飛行機のパイロットのように「憧れの職業」「かっこいい仕事」として、運転士を目指す人々を増やしていきたいと考えているのです。
彼らは、お客様を目的地まで安全に送り届けることはもちろん、その過程で最高のサービスを提供することこそが重要だと考えています。この高みを目指すプロフェッショナルこそが、「ハイウェイパイロット」と呼ばれるにふさわしい存在ではないでしょうか。
お客様目線のサービスを追求するWILLER EXPRESS
WILLER EXPRESSは、お客様に最高の移動体験を届けることを追求しています。そのためには、運転技術だけでなく、お客様一人ひとりへの細やかな気配りや「おもてなしの心」が不可欠です。こうした哲学が、日々の運行や、後述する「トップガンコンテスト」にも色濃く反映されています。

「トップガンコンテスト2025」の全貌に迫る
WILLER EXPRESSが誇る「ハイウェイパイロット」の頂点を決める「トップガンコンテスト」は、具体的にどのようなイベントなのでしょうか。その目的や審査内容をご紹介します。
コンテスト開催の目的と意義
このコンテストの目的は、ハイウェイパイロット同士が運転技術や接客サービスなどのスキルを競い合い、相互に学び合うことで、サービス全般の質を高めることにあります。最終的な目標は、お客様満足度の向上を通じたブランド力の強化です。まさに、私たちの安心・安全な旅を追求するための、重要なイベントといえるでしょう。
予選審査で問われるプロの技
全国に約300名いるハイウェイパイロットの中から、各営業所やアライアンスグループを代表するエース12名が、2025年11月14日に東京本社で行われた予選に挑みました。審査項目は、実際の高速バス車両を使った「車両点検」「お客様対応」「運転技能」の3つです。
- ・車両点検: 限られた時間で、車両のわずかな異変も見逃さず、迅速かつ的確に安全点検を完了させるプロの目が求められます。
- ・お客様対応: 出発に遅れそうなお客様、予約を間違えたお客様など、様々な状況に対し、いかに迅速に、そしてお客様に寄り添った柔軟な対応ができるか、その「おもてなしの心」が問われます。
- ・運転技能: 車内に置かれたトレー上の複数のピンポン玉を一つも落とさず、車間距離の狭い空間をスムーズに移動する技術が求められます。さらに、前方に取り付けられた棒で設置されたボールを落とす操作や、ミリ単位の正確な停車、スロープ走行まで、周囲に細心の注意を払う高度な運転技術が審査されます。
これらの厳しい審査をクリアした上位3名だけが、栄えあるファイナルへと駒を進めました。

ファイナルで試される知識と判断力
2026年1月23日、大阪・梅田で開催されたファイナルには、WILLER EXPRESSやSTAR EXPRESSに加盟する全国のバス会社の代表者を含む、約100名ものプロフェッショナルが集結しました。
一次審査は、バス運行に関する基礎知識を問う、全30問の一問一答形式の「座学問題」です。安全・点検・接遇をテーマとしたクイズ形式で、難易度は徐々に上がっていきます。単なる知識だけでなく、実務に即した判断力が試されるのがポイントです。中には、会場モニターに映し出される画像や映像、音声をもとに正解を選ぶ設問もあったといいます。
例えば、このような問題が出されたそうです。

「ASR」とは、Anti-Slip Regulationの略で、滑りやすい路面での車の駆動輪の空転を防ぎ、発進・加速時の安定性を確保する装置のことです。雪道などでの発進時に特に有効な機能であり、日常的に触れる機器でも、その意味や最適な使用法まで深く理解しているか問われるわけですね。

緊急事態への対応力を見極める二次審査
ファイナルの最大の山場は、高速道路上で後続車からの追突事故が発生したケースを想定した「イレギュラー対応」です。会場内にバスの運転席と座席が再現され、まるで舞台劇のようにリアルな状況が作り出されました。

この審査で最も重視されたのは、緊急時においても冷静さを保ち、適切な行動が取れる能力です。具体的には、以下の4つのポイントで評価が行われました。
- ・迅速な状況把握: 負傷者の有無や人数をいち早く把握し、営業所へ正確に第一報を報告する力。
- ・お客様への声掛け: 事故発生直後、「安全確認をしてまいります。お席でお待ちください」といった、お客様の不安を和らげる落ち着いたアナウンス。
- ・的確な誘導: 混乱の中で、怪我をされたお客様を最優先しつつ、すべてのお客様に平等に配慮しながら誘導する判断力。
- ・二次被害の回避: 車両後方の破損や、高速道路上という危険な状況を踏まえ、ガードレール内側など安全な場所へお客様を避難させる対応。
お客様の命と安心を守るために必要不可欠な要素が明確に評価され、バスという「動く密室」でお客様の命を預かるハイウェイパイロットの真価が問われる瞬間となりました。
栄光の“トップガン”に輝いた山本巧さん
激戦を制し、2025年の“トップガン”に輝いたのは、WILLER EXPRESS東京営業所所属、ハイウェイパイロット歴8年目の山本巧さん(48歳)でした。
優勝者の横顔とプロ意識
山本さんは、その冷静で丁寧な対応と、お客様一人ひとりへの細やかな配慮が特に高く評価されたとのことです。前職で販売業に従事されていたという山本さん。高速バス運転士の高度な技術力と強い責任感に憧れ、「お客様の安全な移動を支えたい」という想いから、バス運転士を志したそうです。
優勝直後のインタビューでの彼の言葉からは、日々の業務の中で培われた経験と、どんな状況でもお客様の安全を第一に考える強い責任感がひしひしと伝わってきます。「誰を最優先にするのか、怪我をされている人がいないかどうかなど、安全を最優先に考える行動を常に取るよう心がけています。いろんなプレッシャーがある中でも、その瞬間に自分が何を最優先にすべきかを考え、行動できたと思います。」

コンテストがもたらす社内への影響
WILLER EXPRESSの平山代表取締役は、「『トップガンコンテスト』は、過去に実際の運行で起きた事象をもとに出題しており、日頃から現場で起きた事象を自ら確認し合う意識が社内に根付いたことが、最大の変化であると感じています。」とコメントされています。このコンテストが、単なる技術競争を超え、社内の安全意識向上に大きく貢献していることが伺えます。
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まとめ|WILLER EXPRESSが提供する「ワンランク上の移動体験」
今回の「トップガンコンテスト」を通じて、WILLER EXPRESSの高速バスが、ただ単に目的地へ移動する手段ではなく、プロフェッショナルな「ハイウェイパイロット」たちが生み出す、安心と快適さに満ちた移動体験であることが改めてわかりました。
バス運転士の「ハイウェイパイロット」への呼称変更から、このような実践的なコンテストの開催まで、WILLER EXPRESSの姿勢は一貫しています。それは、「お客様に最高の移動体験を届けたい」という強い想いではないでしょうか。
次の旅行や出張で高速バスを利用する際は、ぜひWILLER EXPRESSを選択肢のひとつとして考えてみてはいかがでしょうか。熟練の「ハイウェイパイロット」が、あなたの旅を安全に、そして快適にサポートしてくれるはずです。WILLER EXPRESSのさらなる情報や予約は、公式サイトをチェックしてみてくださいね。
