退職代行を利用する流れ|自分がやることと業者がやってくれる範囲を解説

「退職したいけれど、なかなか言い出せない……」
「会社と揉めることなく、スムーズに辞めたい……」などと、悩んでいませんか?
退職代行サービスは、退職を考えている方の代わりに退職の意思を会社に伝え、退職手続きをサポートしてくれるサービスです。
そこで本記事では、退職代行を利用するための手順、業者がやってくれて、自分がやらなければいけない点の違いなどを解説します。
退職代行サービスの利用を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
▼採用担当者様へ:会社見学と仕事体験の採用/求人サイトのWorkWork(わくわく)ポータルへ掲載しませんか?

目次
退職代行を利用するための手順
退職代行サービスを利用する手順は、以下の通りです。
1.無料相談で活用する
2.依頼を決めた業者へ料金を支払う
3.必要な情報を業者に提供する
4.業者が会社に連絡してくれる
5.備品の返却や書類を受け取る
それぞれ1つずつ解説していきます。
STEP1:無料相談で活用する
退職代行を利用するには、どこの退職代行に依頼するかを決めていきます。
初回相談から費用が発生してしまう退職代行サービスもあるため、無料で相談を受けつけている退職代行サービスを活用するのがおすすめです。
相談方法は、主に以下の3つです。
●メール
●電話
●LINE
業者によっては、対応可能なサービスや費用が大きく異なります。
また、依頼後はキャンセルできないケースもあるため、注意が必要です。
相談を通して、サービス内容や費用に納得できるか、信頼できる業者かを確認しましょう。
STEP2:依頼を決めた業者へ料金を支払う
依頼する退職代行サービスの業者が決まったら、業者へ料金を支払いましょう。
支払方法は、銀行振り込みやクレジットカード決済など、業者によって異なります。
退職代行サービスは前払い制が多く、入金後に作業が開始されるため、退職を急ぐ方は「後払い」や「クレジットカード払い」がおすすめです。
また、業者の中には、退職の意思伝達以外のサービスを利用する場合、追加料金が発生するケースもあります。
退職代行サービスの料金相場も運営元によって異なります。
運営元ごとの料金相場は以下の通りです。
運営元 | 料金 |
民間企業 | 20,000~50,000円 |
労働組合 | 25,000~50,000円 |
法律事務所 | 50,000~100,000円 |
STEP3:必要な情報を業者に提供する
退職代行サービスの業者に料金を支払ったら、退職に必要な情報を業者に伝えます。
退職手続きに必要な情報は以下の通りです。
●個人情報(氏名、生年月日、住所、電話番号など)
●雇用に関する情報(雇用形態、勤続年数、契約期間など)
●会社に関する情報(会社名、住所や電話番号、所属部署や担当者名など)
●退職理由
●退職希望日
●退職金や未払い残業の有無
●連絡拒否の希望
上記の情報を正確に伝えて、必要事項を共有しましょう。
会社に連絡してほしい日時や会社に伝えてほしい内容があれば、この時点で伝えておく必要があります。
STEP4:業者が会社に連絡してくれる
必要事項をもとに、退職代行サービスの業者が会社に連絡し、退職の意思を伝えてくれます。
業者からは連絡状況や会社の反応などの報告があります。
必要であれば、退職日や有給休暇の取得、未払い賃金の支払いなどの交渉を行いましょう。
一度の連絡で退職手続きが完了するケースもあれば、複数段階で連絡を取り合う場合があります。
どのようなケースでも退職希望者が会社と連絡を取り合う必要はないため、業者に一任しましょう。
STEP5:備品の返却や書類を受け取る
退職代行業者から連絡が入ったら、退職手続きを進めましょう。
会社に退職届や貸与品、備品を郵送し、退職に関する書類である離職票、雇用保険被保険者証などを受け取ります。
退職届と一緒に返却する備品の例は以下の通りです。
●社員証、名刺、名札、社章
●健康保険被保険者証
●セキュリティカードやオフィスキー
●社用スマートフォンやパソコン、タブレット
●制服やユニフォーム
●社外秘資料
基本的に自分で行う作業ですが、業者によっては、代行してくれる場合もあります。
退職代行業者との共有情報や退職届の記載内容に誤りがなければ、退職に向けた取り決めを行い、退職が完了です。
退職代行業者がやってくれることと自分がやることの違い
退職代行業者がやってくれること
退職代行業者がやってくれることは、運営元によって異なります。
運営元としては一般企業、労働組合、法律事務所があり、それぞれの比較や詳細は以下の表を参考にしてください。
サービス内容 | 一般企業 | 労働組合 | 法律事務所 | 詳細 |
退職意志の伝達 | 〇 | 〇 | 〇 | 即日対応可能な業者もある |
退職手続きや会社とのやり取りの仲介 | 〇 | 〇 | 〇 | 退職に関わる全てのやり取りを代行 |
退職日や有給消化に関する交渉 | ✕ | 〇 | 〇 | 一般企業運営は非弁行為のため対応不可 |
残業代や退職金、未払い給与の請求 | ✕ | ✕ | 〇 | 法律事務所運営のみ対応可能 |
会社とのやり取り全般 | 〇 | 〇 | 〇 | 依頼者は会社との直接やり取りが不要 |
自分がやること
自分がやることは主に以下の4つです。
項目 | 内容 |
退職代行業者への依頼 | 退職代行業者への問い合わせ |
依頼料金の支払い | 一般的に前払い制、最終的な料金や費用の内訳を確認 |
退職届の作成や備品の送付 | 退職届は自身が用意 |
退職書類や私物の受け取り | 退職手続きが終わると依頼者宅に郵送される |
退職代行業者がやってくれる範囲によって、自分がやる項目が増減するため、事前に「どこまでやってもらいたいのか」無料相談の段階で伝えておきましょう。
▼採用担当者様へ:会社見学と仕事体験の採用/求人サイトのWorkWork(わくわく)ポータルへ掲載しませんか?

まとめ
本記事では、退職代行サービスを利用する流れについて解説しました。
退職代行サービスは、会社に直接退職の意思を伝えたくなく、業者を介してスムーズに退職を進めたい方には有効な手段です。
会社との直接的なやり取りを避けられるため、精神的な負担を減らせるでしょう。
しかし、退職代行業者に依頼すると、必然的に会社との関係が悪化する可能性があります。
退職後の手続きは自分で行う必要があるため、注意すべき点もあるのは忘れてはいけません。
退職代行サービスを利用する際は、信頼できる業者を選び、サービス内容や料金体系をしっかりと確認するようにしましょう。
\こちらもおすすめ/
▼退職代行サービスはやめておけと言われる理由とは|依頼前の注意点も解説