日商簿記3級に合格するには?勉強時間はどのくらい?試験概要や難易度について
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日商簿記3級は、簿記検定の登竜門として受ける人の多い人気資格です。
社会人としての基礎が身に付き、経理職はもちろん、他の職種でも汎用性が高いことで知られています。
ネット上では「独学でも合格できる」との声が多くありますが、実際のところどうなのか気になりますよね。
本記事では、日商簿記3級を受ける予定の方へ向けて、試験概要や難易度、勉強時間などについて解説します。
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日商簿記3級について
日商簿記3級は、企業活動にお金の流れや経理・会計関連の知識を学ぶことができます。
基本的な商業簿記の知識を習得することで、小規模企業における経理処理を行うことが可能です。
3級は社会人が知っておくべき基礎知識が身につき、3級から履歴書に書けるレべルとされています。
そもそも日商簿記検定とは?
そもそも日商簿記検定とは、日本商工会議所が主催する検定で、簿記検定の中で最も知名度があり、受験者数も多い資格です。
日商簿記には、初級→3級→2級→1級と4つのレベルがあり、多くの人は3級から受験し、必要に応じて2級、1級と段階的に学ぶパターンが一般的となっています。
日商簿記3級の試験概要
| 受験資格 | 誰でも受験可 |
| 受験料 | 3,300円(税込) ※ネット試験の場合は別途事務手数料550円 |
| 試験科目 | 商業簿記 |
| 試験時間 | 60分 |
| 合格ライン | 70%以上 |
試験の形式(統一試験とネット試験)
日商簿記3級の試験形式は、統一試験とネット試験の2種類あります。
統一試験
ひとつは、商工会議所が指定した会場で行われるペーパーテスト方式「統一試験」です。
試験は全国の商工会議所や学校で行われ、通常1年で3回実施されています。
ネット試験
もうひとつは、全国のテストセンターで行われるCTB方式「ネット試験」です。CTB方式とは、コンピュータを使用して行う試験方法になります。
ただ、自宅でパソコンを使って受験するのではなく、商工会議所によって指定されたテストセンターで、テストセンターのパソコンを使って受験をする形です。
テストセンターの空き状況に合わせて随時実施されるシステムで、地域や日程から適当なテストセンターを選択して受験できます。
合否は試験終了後に即時発表されるため、特定の試験日に左右されることなく、自分の都合に合わせて受験できるのが大きな利点です。
2026年度の試験日程
日商簿記3級の統一試験は、例年6月・11月・翌年2月の計3回行われています。
2026年度の統一試験の日程は以下の通りです。
【2026年度試験】
・第173回|2026年6月14日(日)
・第174回|2026年11月15日(日)
・第175回|2027年2月28日(日)
ただ、東京23区では日商簿記2級・3級の申込受付は行われておりません。そのため、ネット試験か近隣の商工会議所から申し込みましょう。
ネット試験の場合、各テストセンターが決めた日程で随時受験できるシステムなので、希望のテストセンターを調べてご確認ください。
日商簿記3級の合格率と難易度
日商簿記3級は、簿記を取りたい人が最初に受ける資格として知られていますが、誰でも簡単に合格できるわけではなく、ある程度の対策は必要になってきます。
ここからは、日商簿記3級の合格率と難易度についてみていきましょう。
合格率
日商簿記3級の合格率は、平均して30~40%前後となっています。
統一試験、ネット試験それぞれの合格率の推移は以下の通りです。
統一試験
| 開催日 | 実受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
| 2025年11月16日 (第171回) | 16,648名 | 5,743名 | 34.5% |
| 2025年6月8日 (第170回) | 18,935名 | 8,024名 | 42.4% |
| 2025年2月23日 (第169回) | 21,026名 | 6,041名 | 28.7% |
| 2024年11月17日 (第168回) | 19,588名 | 5,785名 | 29.5% |
| 2024年6月9日 (第167回) | 20,927名 | 8,520名 | 40.7% |
ネット試験
| 開催期間 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
| 2025年4月~ 2025年12月 | 189,369名 | 77,190名 | 40.8% |
| 2024年4月~ 2025年3月 | 254,433名 | 98,235名 | 38.6% |
| 2023年4月~ 2024年3月 | 238,155名 | 88,264名 | 37.1% |
参考:2級・3級受験者データ(ネット試験)|商工会議所の検定試験
実受験者数は、申込者数に対して実際に受験した人数のことを指します。
この合格率を見て、「半数以下は低いのでは?」と感じる人もいるかもしれません。
しかし、簿記3級は日商簿記の中でも最も受験者数が多い分、「なんとなく申込した」「学校でとりあえず受験した」なんて人も含まれている可能性が高く、数字を鵜呑みにする必要はないと言えます。
難易度
日商簿記3級の難易度は、独学でも十分に合格を目指せるレベルです。
現に簿記2級の合格率は20%前後、簿記1級となると10~15%程度と、3級に比べて著しく低い結果となっています。
また、実際に筆者の周りでも、簿記の知識がゼロの状態から満点で合格した人もいます。
簿記3級の合格ラインは100点中70点以上なので、勉強すれば初心者でも合格できることがわかります。
日商簿記3級の勉強時間・勉強法
では、日商簿記3級はどのくらい勉強すれば合格を目指せるのでしょうか。
簿記の知識レベルにもよりますが、簿記の知識が全くない初心者の場合、勉強時間の目安は80~150時間程度と言われています。
始めは専門用語や仕訳を理解するまでに時間を要しますが、理解さえすれば、問題演習でアウトプットして知識を定着するのみです。
簿記3級はビジネスパーソンが身につけるべき基礎知識が軸となっているため、社会人でもスキマ時間に勉強しやすい内容となっています。
簿記検定の勉強をしている人が多く活用しているYouTube動画で、通勤・通学の間で勉強するのもおすすめです。
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まとめ
今回は、資格の中でも人気の高い日商簿記3級について解説しました。
簿記3級は、簿記の知識が全くない状態からでも、独学で十分に合格を目指せます。
しかも簿記3級以上から履歴書に書けるため、転職・転職のアピールポイントを探している方はぜひ取得を検討してみてくださいね。
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