ベビーシッターに保育士資格は必要？主な仕事内容や働き方について解説

近年、保育園不足などの影響からベビーシッターの需要が高まっています。

それに伴い、ベビーシッターを新しい働き方として注目する人も増えているのです。

そこで本記事では、ベビーシッターの主な仕事内容や働き方について解説します。

「ベビーシッターに保育士資格は必要か」といった気になる点にも触れていますので、興味のある方は要チェックです。

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ベビーシッターの主な仕事内容

ベビーシッターは、主に利用者の自宅にて1～2人の子どもを保育する仕事です。場合によっては、利用者の外出先へ出向いて保育を行うこともあります。

親（利用者）が仕事や用事で外出している間に自宅で世話をしたり、結婚式などのイベントの際に会場で保育を行ったりします。

具体的な仕事内容は、食事の介助や排泄介助といった日常生活の基本的なお手伝いから、遊びや勉強のサポート、習い事・保育園・幼稚園・学校への送迎など多岐に渡ります。

ベビーシッターに資格は必要？

そんなベビーシッターは、公的な資格は定められておらず、無資格でも仕事に就くことが可能です。

ただし、ベビーシッターにも下記のような民間資格はあります。これらの資格は、通信教育や研修、指定校での履修などを通じて取得が可能です。

・認定ベビーシッター資格
・ベビーシッター資格
・ベビーシッター技能検定、など

また、国家資格である保育士免許を持っていれば、ベビーシッターへ転職する際に有利となるでしょう。

ベビーシッターの働き方

ベビーシッターは、自由な働き方ができることがメリットです。ここでは、下記の4つの働き方をご紹介します。

①パート・アルバイト
②正社員
③フリーランス（個人事業主）
④副業

パート・アルバイト

ベビーシッターの働き方として最も多いのが「パート・アルバイト」です。基本的に給料は時給制で、相場は1,500円～3,000円になります。

利用者からの依頼を受けて、希望される時間帯のみの稼働となるため、自分が勤務できない日程や時間帯を除いて仕事の依頼を受けることが可能です。

そのため、「午前中のみ働きたい」「扶養内で働きたい」といった希望も叶いやすく、自由度の高い働き方ができます。

社会保険などに関しても一定の勤務時間を超過する場合は加入でき、有給休暇なども取得可能です。

正社員

ベビーシッターは、「正社員」としてフルタイム勤務する働き方も可能です。その場合、会社にもよりますが、仕事内容はただ現場で保育を行うだけではなくなることも多いでしょう。

例を挙げるとすると、ベビーシッターの後進育成になります。そのため、ずっと子どもの保育を行いたい場合は、希望する業務ができない可能性があることを把握しておきましょう。

正社員の給料体系は基本的に月給となるため、社会保険の加入はもちろん、ボーナスや昇進、福利厚生といった充実した制度を受けられることもあります。

ベビーシッターとして安定した働き方をしたい人に向いているでしょう。

フリーランス（個人事業主）

ベビーシッターの需要の高まりとともに、「フリーランス（個人事業主）」のベビーシッターとして仕事を行う人も増えています。

その要因のひとつとして、ベビーシッターのマッチングサイトの増加が挙げられます。

フリーランスの場合、ベビーシッターの報酬は自分で決めることが可能です。実績が少ない段階では相場またはそれより安く依頼を受けることも考えられますが、実績が増えれば相場以上で依頼を受けることも叶います。

ベビーシッターとしてがっつり稼いでいきたい場合には、フリーランスとしての働き方が向いているでしょう。

ただし、仕事がなければ報酬もないため、はじめの集客が重要になってきます。

副業

保育士や幼稚園教諭として働いている人が、「副業」としてベビーシッターを行う場合も増えています。

具体的な働き方としては、パートまたはアルバイトとしてベビーシッターの仕事を紹介してくれる業者に登録したり、フリーランスとしてベビーシッターのマッチングサイトに登録したりなどさまざまです。

日頃から子どもと触れ合っている現役の保育士や幼稚園教諭だと、利用者の保護者さんに安心してもらえることが多く、依頼が来やすい傾向にあるでしょう。

ただし、Wワークとなるため、現在働いている会社が副業OKかどうかの確認は必須となります。

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まとめ

今回は、近年特に需要が高まっている「ベビーシッター」について取り上げました。

パート・アルバイト、正社員、フリーランス（個人事業主）、副業とさまざまな働き方が叶うベビーシッター。

自由度が高いため、ベビーシッターを志す方はご自身の現状に合わせて働き方を選択してみてくださいね。

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