就活で役立つ医療事務の資格5選!独学で合格しやすい資格を厳選

医療事務の仕事は、特別な学歴や経験がなくても始めやすく、安定した働き方ができるため、主婦の方や転職希望者、就活中の学生など幅広い方に人気です。
そんな医療事務の仕事に就くには、資格を持っていると有利に働きます。特に未経験の方や、履歴書でアピールしたい人にとっては大きな強みとなるでしょう。
そこで本記事では、独学でも合格しやすい医療事務の資格を5つ、厳選してご紹介します。
「できればスクールに通わず、自分で勉強して取りたい!」という方にぴったりです。
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目次
医療事務の資格って?
医療事務の資格は、たくさんの種類がありますが、実は国家資格ではなく民間資格です。
そのため、いろいろな団体が独自の資格を出していて、内容や難易度もさまざまとなっています。
独学でも合格しやすい医療事務の資格5選
難しい資格になると、合格率が30%以下のものもありますが、今回紹介するのは、独学でも十分に合格できる資格ばかり。
仕事に必要な知識をしっかり学びながら、就活や転職にも役立つものを選びました。
医療事務技能審査試験(メディカルクラーク)
主催団体:日本医療教育財団
合格率:約70〜80%
「メディカルクラーク」の名前で知られるこの資格は、医療事務の中でも特に知名度が高く、多くの病院やクリニックで評価されている資格です。
試験内容は、医療の基本知識やレセプト(診療報酬)作成の基礎など。テキストも多く販売されており、独学でも勉強しやすいです。
実技試験もありますが、過去問を繰り返せば十分に対応できます。
医療事務技能認定試験
主催団体:日本医療事務協会
合格率:約85〜90%
この資格は、初心者向けのやさしい医療事務資格で、合格率も非常に高いのが特長です。出題範囲も広すぎず、短期間で合格を目指せます。
内容は、医療保険制度や診療報酬、医療用語などの基礎知識。テキスト1冊で勉強できるので、忙しい社会人にもぴったりです。
医科2級医療事務実務能力認定試験
主催団体:全国医療福祉教育協会
合格率:約60〜70%
この資格は、医科(いわゆる一般的な病院)に特化した医療事務のスキルを証明するものです。実践的な問題が多く、基礎だけでなく、応用力も求められます。
ただし、2級という名称ですが、内容はそれほど難しくなく、テキストや問題集を使ってコツコツ学べば、独学でも十分に合格可能です。
医師事務作業補助者実務能力認定試験
主催団体:全国医療福祉教育協会
合格率:約70%前後
この資格は、医師の代わりにカルテ入力や診断書の作成補助などを行う「医師事務作業補助者(ドクターズクラーク)」になるための資格です。
近年、病院内でこの仕事をする人が増えていて、需要が高まっています。医療事務の基礎に加えて、医師の仕事をサポートする知識も学べます。
ホスピタルコンシェルジュ®検定試験 3級
主催団体:日本ホスピタル・コンシェルジュ協会
合格率:非公開(比較的易しい)
この資格は、患者さんへの接遇スキルを学べる資格です。
医療事務の仕事では、患者さんとのコミュニケーションもとても大切。その部分を強化できる資格として注目されています。
3級は初心者向けで、文章問題が中心なので、医療の知識がなくても安心してチャレンジできます。
独学だと難しい資格は?
ちなみに、医療事務の資格の中には、独学では難しいものもあります。
たとえば以下のような資格は、多くの専門知識が必要となるため、スクールに通ったり、通信講座を利用したりする人が多いです。
・医療事務管理士技能認定試験(歯科)
・診療報酬請求事務能力認定試験(医療事務系で最難関)
・クリニック事務技能認定
また、クリニック事務技能認定に関しては、特定の教育機関でカリキュラムを受ける必要があるため、独学での取得はできません。
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まとめ
医療事務の世界では、資格を持っていることで、採用のチャンスがぐっと広がります。
特に未経験者にとっては、資格が「やる気」や「基礎知識の証明」になるため、とても重要です。
今回ご紹介した5つの資格は、どれも独学で合格を目指せるものばかり。
自分の目的やライフスタイルに合わせて、取りやすい資格からチャレンジしてみてくださいね。
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