201 view

新卒・第二新卒・就活 採用を勝ち取るノウハウ

履歴書の志望動機には何を書けばいいの?フリーランスWebライターが50社以上に応募した経験をもとに解説

\ この記事をシェア /

「履歴書の提出をお願いします」と連絡が入ると、志望動機欄に書く内容につまづいた経験をお持ちの方もいるのではないでしょうか。

応募者にとって「とにかく応募したからいきなり志望動機を聞かれても」と思うのが本音かも知れません。

そこで本記事では、フリーランスWebライターになってから50社以上に応募した経験をもとに解説します。

志望動機に書く大まかな内容や書く際・採用担当が見ているポイントなどをまとめたので、参考にしてください。

履歴書の志望動機を書く大まかな内容

履歴書に書く志望動機の記入欄は、大まかに以下の流れで書くのがおすすめです。

●志望動機

●理由を説明するエピソード

●入社後の意気込みや貢献イメージ

履歴書のサイズにもよりますが、200〜300文字前後の文章が必要です。

志望動機は特に「なぜうちの会社なのか」をアピールする要素が強いので、応募先企業の調査なしでは書けません。

複数社応募していると、どうしても使い回しで志望動機を記入したいと考えてしまう方もいるでしょう。

しかし「なぜ応募したのか」「何に興味を持ったのか」をアピールできなければ、書類通過率を下げてしまう可能性があるのです。

2018年12月dodaによる調査結果によると、採用担当者は職歴(38.8%)に次いで志望動機(23.3%)を見ているとのアンケート結果を発表しました。

出典:doda「志望動機・志望理由の書き方【82職種の例文付き】」

志望動機を書く際のポイント

志望動機を書く際「独自性」と「結論重視」に気をつけて書くのがおすすめです。

順番に解説していきます。

独自性

志望動機は「この企業だからこそ」の要素を主張した内容を書く必要があります。

たとえば営業職への転職を考えている場合、大きく分ければ個人相手なのか法人相手なのかで分けられます。

「法人営業に挑戦したい」「法人営業の経験を活かしたい」のような内容では、どこに応募しても同じ志望動機になってしまうのです。

職種や商材などの違いだけでなく、企業理念への共感や実績を調査し、自分の思いとマッチしている部分を洗い出しましょう。

採用担当者は「うちの会社と考えがマッチしているか」も見ているので「その会社にしかない要素」を見つけられるかが重要です。

結論重視

書き出しの一文目である志望動機が冒頭に書かれているかが重要です。

採用担当者によっては「物事を的確にかつ簡潔に伝えられるか」を見ている方もいるでしょう。

まとまりの感じられない志望動機になってしまうと「この人とのコミュニケーションは難しいかも」と思われてしまう恐れがあります。

「貴社に応募した理由は〇〇だからです」「貴社の企業理念である〇〇に共感したので志望いたしました」などの内容にするのがおすすめです。

企業が志望動機の何を見ているのか

企業の採用担当は、志望動機の内容だけでなく「今後のビジョン」も見ています。

それぞれ見ているポイントについて、順番に解説していきます。

純粋な志望動機

志望動機で挙げられるポイントは人それぞれです。

たとえば以下の様な理由が挙げられます。

●事業内容

●企業理念

●ビジョン

●キャリア

●社風

●働き方 など

複数のポイントがある中で「この人は何を魅力に感じてくれたのか」を見ているのです。

言い換えれば「会社のことをどこまで研究してくれたのか」も見ています。

入社意欲や会社への貢献度にも関係しているのも、早期離職しないか気にしているからです。

つまり、ほかの会社にはない魅力を伝えられるかが重要になるのです。

今後のビジョン

企業の採用担当は、応募者が入社後のギャップに耐えられなくなり、早期離職するのを懸念しています。

懸念されないような履歴書の志望動機にするには、入社後に実現したい内容を書くのがおすすめです。

応募先企業の事業内容を研究し、前職の経験が活かせるなら具体的に記入しておくと、自分をアピールできます。

応募者が掲げる今後のビジョンが、企業にとって実現できない問題であれば書類通過せず見送りになってしまう可能性もあります。

一方で履歴書に書かれた志望動機が書類通過の要素になっていれば、面接でも一貫性ある回答を心がければ採用の兆しが見えてくるでしょう。

履歴書の志望動機に書く内容が浮かばない場合

志望動機を書く際「何を書けばいいかわからない」と感じた経験がある方もいるのではないでしょうか。

もしかすると「転職理由の棚卸し」や「企業の研究」が足りていない可能性があります。

実はライター界隈においても「スムーズに執筆できない」悩みに対して、ほとんどのライターが「リサーチ(事前調査)が足りていない」と答えます。

まずは自分の経験やスキルを棚卸しして、自分の強みを書き出していきましょう。

そこから応募先企業と自分の強みがマッチしている部分を見つけるために、企業理念や事業内容を調査していくと、魅力的な志望動機を書きやすくなるでしょう。

まとめ

今回は履歴書の志望動機について、大まかな内容や書くポイント、企業の採用担当が何を見ているのかなどを解説しました。

筆者自身、フリーランスになってから50社以上に応募してきましたが、履歴書の提出を求められてからが勝負でした。

\こちらもおすすめ/

履歴書やエントリーシートで特技欄に困ったら?特技の見つけ方や企業に聞かれる理由を紹介

職務経歴書の書き方がわからない|僧侶から初めて民間企業に転職できた体験談をもとに紹介

秘書検定は就職・転職活動でアピールできる!検定内容と級別で見る難易度を解説

\ この記事をシェア /

ライター紹介

柴﨑 祐介

フリーライター

目指せ「頑張りが報われる環境作り!」|「関わった人がみんな”なりたい自分”を目指せる環境を整えること」をモットーに活動中|自分らしく前向きになれるヒントをお届け|僧侶から民間企業に転職した経験をもとに執筆していきます!
柴﨑 祐介の記事を見る

PR

人気記事

タグから探す

PR

姉妹メディア

取材のご依頼や当サイトに関する
お問い合わせはこちら

PR