自然と関わる仕事15選!「好き」を生きがいに変えるキャリアガイド
昨今、SDGsや環境問題への関心が高まっており、地球環境の保全や地域社会の活性化に貢献できる「自然と関わる仕事」に興味を持つ方もいるのではないでしょうか。
この記事では、自然と深く関わる魅力的な仕事15選を3つの領域にわけて紹介します。
「自然が好き」という気持ちを仕事にしたい方、今の働き方を変えたい方はぜひ参考にしてみてください。
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目次
自然を活かした「生産・販売」の仕事
ここから、私たちの食生活や暮らしを豊かにする「生産」と「販売」に焦点を当てた、自然に関わる仕事を紹介します。
農家(農業従事者)
農家は米、野菜、果物などの農作物を育て、土作りから収穫・販売までを行う仕事です。
力仕事が多く、天候に左右されるなど大変な面もあります。自分の手で育てた作物が収穫できたときの達成感や、消費者に喜んでもらえる喜びが大きなやりがいです。
林業従事者
林業従事者は、山や森林を管理し、植林、下草刈り、間伐、伐採などを行って木材資源を生産する仕事です。木材を生産するだけでなく、森林の公益的な機能を維持・向上させる役割も担っています。
漁師
漁師は、海や川、湖などで魚介類や海藻類を獲ったり、養殖したりして販売し、生計を立てる職業です。天候や海の状況に大きく左右される体力仕事ですが、自然と一体となって働き、新鮮で美味しい魚を直接人々に届けられます。
酪農家・畜産農家
酪農家と畜産農家は、どちらも家畜を飼育し、食料を生産する仕事です。健康管理に気を配りながら、きめ細やかな飼育を行います。
フラワーショップの従業員
フラワーショップの従業員は、花や植物の管理や販売に携わる職種です。美しい花を新鮮な状態で保つための、体力と専門知識が求められます。
お客様の要望に合わせて花を選び、花束(ブーケ)やフラワーアレンジメントに仕上げる技術力も必要です。
自然を「保護・管理」する仕事
ここでは、自然と触れ合うだけでなく、自然環境や生態系を守り、人との関わりを適切に管理する仕事を紹介します。
レンジャー(自然保護官)
国立公園や自然保護地域などの優れた自然を守り、利用を適切に誘導する国家公務員です。日本の豊かな自然を保護・管理し、自然と人との適切なふれあいを推進する専門職であり、自然環境の未来に直接貢献できるやりがいのある職種です。
樹木医
樹木医は、病気になったり衰弱したりした樹木の診断・治療や、樹木の保護・育成・管理を行う専門家です。公益財団法人日本緑化センターが認定する専門資格で、さまざまな場所にある樹木を対象に、診断・治療・予防・育成を行います。
ビオトープ管理士
ビオトープ管理士とは、野生の生き物が住む場所を、調査・計画・設計・施工・管理を通じて保護・再生・創出する専門職です。自然環境を守りながら、人と生き物の共存できる空間を作り上げる役割を担っています。
森林官
森林官は、国が所有する森林の調査や保護、管理、開発などを担当する国家公務員です。国有林の健全な状態を保つため、管理計画の策定やパトロールを行います。
日本の豊かな国土の保全を最前線で支える、責任とやりがいのある仕事です。
造園工・庭師
造園工や庭師は、庭園や公園、緑地などの空間を、設計図に基づいて作り上げたり、美しく維持管理したりする仕事です。都市の公園や街路樹をはじめ、学校、寺社仏閣、商業施設の緑地、ゴルフ場など、あらゆる緑に関わる場所で活躍できます。
自然の魅力を「教育・ガイド」で伝える仕事
ここでは、自然の楽しさや大切さを人に伝え、体験をサポートする仕事を紹介します。
ネイチャーガイド
山、海、川などのアウトドアフィールドで参加者を案内し、自然の魅力や生態系を伝える職種です。
生態系の仕組みやストーリーなど、ゲストが自然をより深く感じられるよう、わかりやすく解説する力が求められます。
アウトドアインストラクター
登山、キャンプ、カヌーなどのアウトドア活動の楽しみ方や技術を指導する仕事です。野外活動を楽しく、かつ自立して行えるよう知識や技術を伝えます。
動物園・水族館の飼育員
動物や魚たちが健康で快適に過ごせるよう、世話や健康管理を行い、来園者に動物の生態や自然界での役割を伝える職種です。
餌やりやスキンシップなどを通じて、生き物と深い信頼関係を築けます。来園者にも魅力を伝えられるやりがいのある仕事です。
インタープリター(自然解説員)
森や海、自然公園など幅広い場所で、自然の仕組みや大切さを分かりやすく伝える仕事です。ただ解説するだけでなく、自然に触れる体験を通じて、参加者の興味を引き出します。
環境教育指導者
学校教育の現場や社会教育で、自然や環境問題について教え、環境に対する意識や行動を変えるきっかけを提供する専門職です。環境問題や自然体験活動に関する知識や、さまざまな人と円滑にコミュニケーションが取れる能力が求められます。
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まとめ:自然と関わる仕事には多様な選択肢がある
この記事では、自然と関わる仕事を「生産・販売」「保護・管理」「教育・ガイド」の3つの領域に分けて、15選紹介しました。
自然に関わる仕事は、天候に左右される厳しさや、地道な管理作業、危険を伴う野外活動など、楽なことばかりではありません。自然を深く理解し、その価値を社会に還元することが求められます。
自然と関わる仕事は、季節の移り変わりや生き物の営みを身近に感じられるのが魅力です。ぜひあなたにあった職種を見つけてみてください。
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