105 view

その他

【仕事の結果に繋がるかも】ビジネスやマーケティングで使える心理学9選をご紹介!

\ この記事をシェア /

ビジネスシーンでは、相手の心理状態に寄り添うことで良好な人間関係の構築やマーケティング効果を期待できます。

つまり心理学は、ビジネスシーンに欠かせない要素と言っても過言ではありません。

ある企業では、心理学をうまく使い実際に効果が出た事例もあるんです。

本記事では、ビジネスやマーケティングで役立つ心理学7選をご紹介します。

ビジネスで使える心理学について

そもそも「心理学」とは、心理・行動がどのような原理で動いているのかについて知るための学問です。

人の心をうまく理解し、寄り添うことが増えることはより良い社会を作るためにも役立つでしょう。時代の流れとともに変わる人間の心理については、日々研究が重ねられています。

心理学は、ビジネスシーンにおいてもさまざまな場面で役立ちます。

例えば、セールスや交渉をうまく進めるために説得力と影響力がある発言をしたり、組織の上に立ちチームのモチベーションを高めたりするには、相手の心理状態をある程度把握できる人が有利です。

ビジネスにおいて、より相手の心を掴めるかが成功の鍵になるときに、心理学のテクニックを活かせるかどうかが結果を分けるかもしれません。

ビジネスで活用できる心理学7選

ビジネスでも活用でき、知っておくとためになる心理学7選はこちらです。

①ピグマリオン効果
②ハロー効果
③ドア・インザ・フェイス・テクニック
④サンクコスト効果
⑤単純接触効果
⑥ウィンザー効果
⑦両面提示の法則

それぞれ詳しく解説していきます。

①ピグマリオン効果

「ピグマリオン効果」とは、他者の期待を受けるとその期待に沿った成果が現れる現象のことを指します。

教育現場でも活かされるピグマリオン効果ですが、ビジネスにおいては上司が部下に期待する場面で、無意識に効果を発揮しているかもしれません。

上司が部下に対して「期待している」と伝えたり、結果を評価したり、常に肯定的なコミュニケーションを取っていると、部下はそれに応えようとさらに志高く頑張って結果を出せるケースがあります。

ただし、度が過ぎると、プレッシャーと感じ取られてしまう可能性があるのでご注意くださいね。

②ハロー効果

「ハロー効果」は、ある対象を評価するときに一部分の印象に引きずられて、すべての評価に影響が出てしまうことを指します。

ビジネスシーンでいうと、商談などはハロー効果の影響が出やすいです。

第一印象で愛想が悪く、身だしなみがきちんとしていないと、どれだけ商品やサービスが優れていたとしても『この人からは買いたくない』などネガティブな感情を抱かれてしまうこともあります。

一方で常に笑顔で物腰柔らかく、身なりをきちんと整えている人は信頼してもらいやすいです。

セールスパーソンは髪型、スーツ、身に付ける小物などに気を使い、常に清潔感を意識している方が多いのはそのためでしょう。

悪い印象を与えて評価が左右されないよう、普段から身だしなみを整えて、愛想を良くすることを心がけておくことが大事です。

③ドア・インザ・フェイス・テクニック

「ドア・インザ・フェイス・テクニック」は、本命の要求を通すため、最初に大きすぎる要求をし、断られたところで本命の要求を提示する方法です。

例えば、50万円で売りたいものがあったときに、最初は100万円など想定よりもだいぶ大きな金額を提示します。

断られたあとに50万円まで徐々に値下げしていくのもドア・インザ・フェイス・テクニックです。

『こんなに値下げしてくれるなら』と購入に踏み切ってくれるケースがあり、値下げをしてくれた人と印象付けることもできます。

④サンクコスト効果

「サンクコスト効果」は、お金や労力、時間を多く投資した結果、たとえ今後のコストがメリットを上回っても、同じことを続けてしまうことを指します。

投資などでもよく起きる現象です。

お試し版の提供をする、会員ランクを設定するなどサービスを提供している企業がよくありますが、これはサンクコスト効果を狙ったものです。

『お試し版で続けたことを無駄にしたくない』『ここで会員を辞めたらもったいない』と、感じる人を集客につなげています。

⑤単純接触効果

「単純接触効果」とは、目にする機会が多い人や物、音ほどに親しみが湧く効果のことです。

テレビでよく見かける芸能人に自然と好意を抱くことも単純接触効果と言われています。

単純接触効果は、営業や広告などで活かされることが多いです。

キャッチーで覚えやすいオリジナルソングを用いたCMを繰り返し流したり、チラシを配って売りたい商品を顧客の目に触れる回数を増やしたりするのも単純接触効果を期待しての戦略でしょう。

⑥ウィンザー効果

「ウィンザー効果」とは、第三者が発信したことのほうが信頼されやすく、購買行動に繋がる効果のことを指します。

口コミやアンケート・インタビューをはじめ、最近はSNSのPR、インフルエンサーマーケティングなどで第三者がその商品を購入した感想を見ることができますよね。

商品やサービスの魅力を発信しているのが企業の人ではないことで、期待度や信頼感が増し、購買促進に繋がると考えられています。

⑦両面提示の法則

「両面提示の法則」は、メリットだけではなく、デメリットもアピールすることで相手からの信頼や好感度が高まると法則のことを言います。

デメリットも伝えるのには抵抗があるかもしれませんが、正直に話すことで信頼度が上がるのに加えて、説得力も上がることが期待できます。

クレームを防ぐ面でも、両面提示の法則をうまく利用することが大切です。

まとめ

本記事では、ビジネスやマーケティングで役立つ心理学7選をご紹介しました。

心理学を学び、人の心理・行動について理解しておくことは、相手に良い印象を与えなければいけない仕事において非常に役立ちます。

仕事の結果にも上手く繋げられるよう、ぜひ今回ご紹介した心理学を覚えてみてくださいね。

\ この記事をシェア /

ライター紹介

あゆりんご

編集・ライター

Webメディアでの情報収集が大好きなZ世代。 働く人も雇う人も、みなさんがなるべくワクワク働くためのお手伝いがしたいです!
あゆりんごの記事を見る

人気記事

タグから探す

PR

姉妹メディア

取材のご依頼や当サイトに関する
お問い合わせはこちら

PR