ゴルフボールダイバーとは?稼げるって本当?仕事内容や必要な資格とは

皆さんは「ゴルフボールダイバー」という仕事を聞いたことがありますか?
あまり聞き慣れない職業かもしれませんが、実はゴルフ場には欠かせない存在なんです。
本記事では、ゴルフボールダイバーはどんな仕事をするのか、実際に稼げるのか、そして必要な資格やスキルについて解説していきます。
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目次
ゴルフボールダイバーとは?
ゴルフボールダイバーとは、池や水たまりに落ちたゴルフボールを回収するダイバーのことです。
ゴルフ場にはコースの中に「ウォーターハザード」と呼ばれる池や川が設けられていることが多く、ゴルファーがミスショットをすると、ボールが水の中に落ちてしまうことがあります。
この落ちたボールを水の中に潜って回収するのが、ゴルフボールダイバーの仕事です。
水の中にあるボールは、泥や藻に埋もれていることもあり、簡単には見つかりません。
時には視界がほとんどゼロの中で、手探りでボールを拾っていくこともあります。
ゴルフボールダイバーは「稼げる」って本当?
「ゴルフボールを拾うだけで稼げるのか」と疑問に思うかもしれませんが、実はしっかり稼げる仕事です。
ゴルフボールダイバーの収入は、拾ったボールの数や契約内容によって大きく変わります。
回収したボールは、クリーニングされた後に中古ボールとして販売されることが多く、ゴルフ場やボール販売会社と契約している場合、回収したボール1個あたり数円~十数円の報酬が支払われることがあります。
具体的な収入一例
例えば、1日に5,000個のボールを回収し、1個10円で買い取られた場合、1日で5万円の収入になる計算に。
もちろん、これはあくまで一例であり、作業量や契約先によって金額は変わります。また、フルタイムで活動しているダイバーもいれば、副業として週末だけ行っている人もいます。
ゴルフボールダイバーに向いている人
ゴルフボールダイバーに向いている人は、以下のような特徴が挙げられます。
・潜水が得意、もしくは好きな人 ・体力に自信がある人 ・地道な作業をコツコツ続けられる人 ・自然の中で働くのが好きな人 ・人と話すより、ひとり作業の方が落ち着く人 |
仕事自体は地味に見えるかもしれませんが、水中での作業には集中力と根気が必要です。危険も伴うため、真面目にコツコツ作業できる人に向いています。
営業や暗闇が苦手な人は不向き
一方で、以下の特徴に当てはまる人は、ゴルフボールダイバーは避けた方が無難でしょう。
・営業(初対面の人)が苦手 ・暗闇が苦手 ・閉所恐怖症 |
実はゴルフボールダイバーは、正社員としての仕事はほとんどなく、多くの人が個人事業主として働いています。
そのため、自分で仕事を取りに行く必要があり、初対面の人が苦手だったり、飛び込み営業が苦手だったりする場合はストレスに感じてしまうかもしれません。
また、ゴルフ場の池は、ゴムシートの上に水を張った人工池が多く、潜ると目の前が真っ暗になることも。
「暗闇が怖い」「閉所恐怖症」なんて方にはおすすめできません。
ゴルフボールダイバーに必要な資格
ゴルフボールダイバーになるためには、「潜水士」という国家資格が必要です。
この資格は、厚生労働省が管轄しているもので、潜水作業を職業として行う場合に義務付けられています。
試験では、潜水に関する基本的な知識や安全管理について問われます。
また、実際に水の中に潜るための技術を身につけるには、ダイビングスクールでの講習が必要です。
多くのゴルフボールダイバーは「スクーバダイビング」のライセンス(Cカード)も取得しており、水中での安全な動き方を学んでいます。
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まとめ
ゴルフボールダイバーという仕事は、一般的にはあまり知られていませんが、実はしっかり稼げるチャンスのある職業です。
ただし、「ラクそう」だと甘く見てはいけません。
短時間勤務で稼げる魅力はありますが、潜水時など常に危険と隣り合わせの職業であることも確かです。
とはいえ、個人事業主のため、中には年収1,000万円を稼ぐ方もいます。
季節問わず、冬でも潜水を行う体力・精神力のある方、水中での仕事やダイビングに興味がある方は、ゴルフボールダイバーという道も検討してみてはいかがでしょうか?
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