不動産に未経験転職するなら「賃貸」と「売買」どっち?違いと向き不向きを解説
不動産業界への転職を考えている人のなかには、賃貸仲介と売買仲介のどちらを選べばいいのか迷っている人も多いはずです。
同じ不動産といっても、業務内容や収入の仕組み、キャリアの方向性が賃貸と売買では異なるため、自分に合う方を選ぶことが転職成功の第一歩になります。
本記事では、未経験からの不動産転職を考える際に知っておきたい、賃貸と売買の仕事の特徴やメリット・デメリット、求められる働き方を解説します。
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目次
そもそも「賃貸」と「売買」の違いは?
不動産営業には大きく分けて「賃貸仲介営業」と「売買仲介営業」があります。
どちらも顧客に物件を紹介する仕事に代わりありませんが、取り扱う契約形態や営業の進め方、収入の仕組みに違いがあります。
賃貸仲介営業の特徴
賃貸仲介営業は、住宅やオフィスの賃貸を担当し、不動産の借主と貸主の仲介人として、紹介から契約手続きまでを行う仕事です。
具体的には、借りたい人の希望条件を聞き、物件を紹介し、契約手続きをサポートします。
賃貸は契約の単価が比較的低く、契約までの期間も短い傾向にあります。
また、毎日多くの物件を紹介するため、スピード感のある対応が求められます。
売買仲介営業の特徴
売買仲介営業は、物件の売却を希望する人と購入希望者の仲介人として売買契約を行う仕事です。
売却側と購入側、双方の希望をくみ取りながら、契約成立までをサポートします。
賃貸に比べて、不動産売買は取引金額が大きく、契約まで時間をかけることが多いのが特徴です。
その分、仲介手数料も大きくなり、高収入を狙いやすいものの、賃貸よりは契約を取りづらい傾向にあります。
未経験転職で知っておきたい賃貸と売買の違い
ここからは、未経験転職の際に知っておきたい「賃貸」と「売買」の違いについて、さらに詳しく見ていきましょう。
① 契約までのスピード
賃貸仲介の場合
賃貸仲介は契約までの期間が比較的短いため、1件の契約が取りやすい傾向にあります。
顧客に多くの物件を提案しながら経験を積めるため、未経験者でも仕事の流れをつかみやすいです。
売買仲介の場合
売買仲介は、扱う物件が高額になり、契約までの時間が長くなる場合が多いです。
また、購入者の予算やローン審査など顧客の状況によって変動してくるため、スケジュール調整力や粘り強い対応が求められます。
② 収入の仕組み
賃貸仲介の場合
賃貸仲介は、契約金額が比較的低いため、取得できる紹介手数料は多くはありません。
その代わり、契約は取りやすく、数を積み上げることで成果に繋げやすい傾向にあります。
売買仲介の場合
売買仲介は、契約金額が大きい分、1件あたりの紹介手数料が高くなりやすいです。
賃貸に比べると契約は取りにくいですが、成果が収入に直結しやすいメリットはあります。
③ 求められるスキル
賃貸仲介の場合
賃貸仲介は、すぐに住みたい家を探したい顧客が多く、提案から契約までスピード感が求められることが多いです。
1日に何件も物件を紹介することもあるため、顧客と関わる機会も多く、コミュニケーション能力が活きやすいでしょう。
売買仲介の場合
売買仲介は、顧客が時間をかけて購入を検討するケースが多く、一人ひとりの顧客と密に関わる傾向にあります。
価格やローン、資産の価値など深い相談を受ける場面が増えるため、不動産に関する知識はもちろん、信頼関係を築く力も求められます。
不動産未経験は「賃貸」と「売買」どちらを選ぶべき?
どちらが「未経験者にやさしい」と一概にいえるわけではありませんが、一般的な傾向として以下のような違いが挙げられています。
賃貸仲介営業が向いている人
・コミュニケーション能力を活かしたい
・目標に向けて頑張りたい
・休みの日に混雑を気にせず出かけたい
賃貸仲介は毎日さまざまな人と接するため、コミュニケーション能力が活きる仕事です。
また、営業の売上目標が掲げられていることもあるため、目標を達成する意欲がある人は向いています。
さらに、不動産は平日休みが多く、休みの日に出かける機会が多い人にもぴったりです。
不動産営業の経験を積む入り口として、賃貸仲介は選ばれるケースがよくあります。
売買仲介営業が向いている人
・一人ひとりの顧客と向き合いたい
・より高収入を目指したい
・将来的には独立したい
売買営業は、1件1件の取引に時間と労力をかける必要があります。一人ひとりの顧客と密に関わり、信頼関係を築いていきたい人に向いています。
また、賃貸仲介に比べて仲介手数料が多いため、頑張れば頑張るほど高収入を目指せます。
さらに不動産仲介は他の業界に比べて、独立しやすい傾向にあるため、将来的に開業を考えている場合はおすすめです。
不動産の未経験転職で求人を選ぶポイント
不動産業界は、未経験からでも転職可能な求人が多々見受けられるかと思います。
そこで最後に、転職先を選ぶ際に意識すべきポイントをご紹介します。
教育体制が整っているか
入社後の研修やOJTなどの教育体制が整っているかは、未経験転職を行う上で必須ポイントと言っても過言ではありません。
不動産の基礎知識や接客方法、契約手続きの進め方などをちゃんと教えてもらえる企業は、安心してキャリアをスタートできます。
資格取得の支援があるか
不動産業界で役立つ資格として宅地建物取引士(宅建)があります。
この資格は売買・賃貸どちらでも役立つ資格で、会社が取得支援制度を設けている求人もあります。
資格取得支援があれば、未経験転職でも将来的なキャリアアップに繋がるでしょう。
仕事内容が明確に記載されているか
未経験転職をする上で、「仕事内容が思っていたのと違った」とギャップが生まれてしまうと、慣れない環境で苦労の種が増えてしまう恐れがあります。
まずは求人票の仕事内容をよく読み、どのような顧客にどんな提案をするのか、目標達成の評価基準はあるかなど、明確に示されているかを確認しましょう。
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まとめ
ここまで、賃貸仲介と売買仲介について比較しながら解説していきましたが、結局どっちを選べばいいの?となりますよね。
結論、未経験から不動産業界に転職するなら、迷ったら挑戦しやすい「賃貸仲介」がおすすめです。
ただ、すでに他業界での営業経験があって、営業力に自信のある人は「売買仲介」を選択するのもよいでしょう。
求人を選ぶ際は、ぜひ本記事でご紹介した教育制度や資格支援の有無を見て、比較検討してみてください。
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