145 view

新卒・第二新卒・就活 採用を勝ち取るノウハウ

就労移行支援とは?制度の詳細や利用の流れについて解説!

\ この記事をシェア /

障害や特性によって働くことに困難がある方、就職を目指したいとお考えではありませんか?

就労移行支援では、障害のある方が一般企業などへの就職を目指すため、サポートが受けられます。

しかし、具体的にどんなサービスが受けられるかや、利用方法が分からないとお悩みの方もいるかもしれません。

この記事では、就労移行支援制度の詳細や利用方法について詳しく解説します。就労移行支援の利用を検討している方や、制度の詳細について知りたい方は、ぜひ参考にしてください。


▼採用担当者様へ:会社見学と仕事体験の採用/求人サイトのWorkWork(わくわく)ポータルへ掲載しませんか?

WorkWork:わくわくポータル(会社見学と仕事体験の採用/求人サイト)
WorkWork:わくわくポータル(会社見学と仕事体験の採用/求人サイト)

就労移行支援とは?

就労移行支援では、就労を希望しているものの、障害やその他の理由で就労が困難な人々にサポートを提供する福祉サービスです。働くために必要な知識や、スキル向上のためのサポート、就職活動の支援などを行います。具体的な支援内容を以下の表にまとめました。

就労移行支援で受けられるサービス内容の一例
就職に向けたプログラム・トレーニングビジネスマナー、コミュニケーションスキル、PCスキルなどの習得 自己理解の促進や職業適性の評価
就職活動への支援履歴書作成、面接対策 求人情報の提供、企業見学、職場体験
就職後の定着支援職場訪問、定期的な面談 職場での悩み相談、アドバイス

利用期間は原則2年間で、個別の計画に基づいて支援が提供されます。職業訓練やスキルアップ講座などを通じて、就労に必要な知識や能力を向上させ、就職した企業への定着を図ります。

就労移行支援の対象者

就労移行支援は、知識や能力の向上、実習、職場探し等を通じ、適性に合った職場への就労等一般企業などへの就職を希望する方が対象です。年齢制限は原則として65歳未満です。

就労移行支援は障害福祉サービスに位置づけられており、利用には「障害者福祉サービス受給者証」が必要です。申請に必要なものは市町村によって異なり、障害者手帳や医師の診断書、自立支援医療受給者証などが認められる場合があります。

就労継続支援との違い

就労移行支援では一般企業などへの就職を目指して、必要な知識やスキルを習得するための訓練や就職活動のサポートを提供します。

一方、就労継続支援では継続的な就労を支援するため、働く場を提供するのが特徴です。

就労移行支援: 一般企業への就職を目指す人を支援

就労継続支援A型: 雇用契約を結んで働く場を提供

就労継続支援B型: 雇用契約を結ばずに、自分のペースで働く場を提供

就労継続支援にはA型とB型があり、それぞれ対象者や支援内容が異なっています。ここから、それぞれの特徴を解説します。

就労継続支援A型

就労継続支援A型は、一般企業で就職するのが困難な方が、支援のある職場で雇用契約を結び、働ける福祉サービスのことです。就労は週3〜4日程度、1日4〜8時間が目安です。65歳未満の方が対象となります。

就労継続支援B型

就労継続支援B型は雇用契約を結ばずに、自分のペースで働ける福祉サービスです。雇用契約を結ばないため、体調や気分に応じて柔軟に働けます。年齢制限はありません。

就労移行支援を利用する手順

就労移行支援を利用する際は、「就労移行支援事業所」と呼ばれるサービス事業所に相談し、利用を申請する必要があります。一般的には、以下の手順に沿って行われます。

  1. 1.就労移行支援事業所に相談や見学を申し込む
  2. 2.プログラム内容や立地条件などを踏まえて利用を検討する
  3. 3.障害者福祉サービス受給者証を発行する
  4. 4.事業所と契約し個別支援計画書を作成する
  5. 5.利用開始する

事業所によって、実施されるプログラムの内容や雰囲気が異なるため、複数の事業所を比較して選ぶとよいでしょう。利用したい事業所が決まったら、お住まいの市区町村の障害福祉窓口で利用申請を行います。

就職が決定し、職場に定着できたと判断されたら、就労移行支援の利用は終了です。利用終了後も、必要に応じて事業所から継続的な支援が受けられます。

就労移行支援事業所を選ぶポイント

最適な就職先を見つけるためには、雰囲気や支援内容、利用者の様子などから判断し、自分に合った事業所を選ぶことが大切です。事業者選びの際は、次のポイントを踏まえて選ぶとよいでしょう。

  • ・障害や目標に合った支援プログラムを提供しているか
  • ・事業所の雰囲気やスタッフとの相性はどうか
  • ・通いやすい場所にあるか
  • ・過去の就職実績が豊富かどうか

全国には数多くの事業所があり、それぞれ特徴や強みが異なります。インターネットや口コミなどを調べるほか、実際に足を運んで見学してみるのがおすすめです。


▼採用担当者様へ:会社見学と仕事体験の採用/求人サイトのWorkWork(わくわく)ポータルへ掲載しませんか?

WorkWork:わくわくポータル(会社見学と仕事体験の採用/求人サイト)
WorkWork:わくわくポータル(会社見学と仕事体験の採用/求人サイト)

まとめ:就労移行支援を活用して自分らしい働き方を見つけましょう

障害などの困難を抱えながら、一般企業への就職を目指したい方にとって、就労移行支援は有効な選択肢の一つです。就労移行支援は、以下のような方におすすめです。

  • ・就職に必要なスキルや知識に自信がない方
  • ・過去に就職経験があるが、職場定着が難しかった方
  • ・障害や病気により、就職活動に不安を感じている方

就労移行支援を活用することで、自分らしい働き方ができる職場を見つけられるかもしれません。お悩みの方は、ぜひ一度相談してみてください。

\こちらもおすすめ/

リーダーシップとは?主要な理論5つについて解説!

MBTIのタイプ別適職一覧|あなたの性格に合った職業が見つかる⁉〈16タイプ毎にご紹介〉

SNSに潜む話題の〝闇バイト〟って何?特徴や種類一覧、見極め方を徹底解説!


\ この記事をシェア /

ライター紹介

つむぎ

フリーライター

心理学的な視点から、人の行動や思考パターンを分析するのが得意です。フリーランスWebライターとして活動した経験も生かしながら、企業と働く人をつなぐ採用・人事領域をテーマとした記事をお届けします。
つむぎの記事を見る

PR

人気記事

タグから探す

PR

姉妹メディア

取材のご依頼や当サイトに関する
お問い合わせはこちら

PR