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ジャニーズ新会社のエージェント契約ってなに?マネジメント契約との違いやメリット・デメリットを紹介!

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2023年10月17日に株式会社ジャニーズ事務所は、株式会社SMILE-UP.(スマイルアップ)に社名を変更。

また、新たにエージェント契約制を採用すると発表しました。

それにより、ファンの方は元ジャニーズ事務所に所属していたタレントの契約がどうなるのか気になりますよね。

そもそも“エージェント契約”って何か分からないという方も多いと思います。

元ジャニーズタレントの方々ですら“よく分かっていない”と発言している方がいるくらいですからね。

ということで、今記事では“エージェント契約”とは一体何かを説明していきたいと思います。

気になる方は、最後までご覧ください!

エージェント契約って何?

「エージェント契約」とは、簡単に言うと営業やギャラ交渉など“仕事を取ってくる業務”だけを芸能事務所が代行してくれるシステムです。

その他のスケジュール管理や現場への移動、トラブル対応などのマネジメント業務は全てタレント自身で行わなければいけません。

完全な個人事業主なので、芸能事務所側からすると、タレントはクライアント(顧客)扱いになり、力関係も対等です。

ギャラ(出演料)は、タレントと事務所が分け合うのではなく、タレントが事務所に報酬として手数料を支払う形になります。

これが、俗に言う「エージェント契約」で、海外では導入しているところが多いです。

マネジメント契約・エージェント契約・独立の違い

続いては、マネジメント契約とエージェント契約と独立の違いを説明していきます。

まずは以下の早見表をご覧ください!

 マネージメント契約  エージェント契約    独立    
営業会社が行う会社が行う自分で行う
ギャラ交渉会社が行う会社が行う自分で行う
スケジュール管理会社が行う自分で行う自分で行う
トラブル対応会社が行う自分で行う自分で行う
メイク、スタイリスト
などの手配
会社が行う自分で行う自分で行う

このように、マネジメント契約では業務のほとんどを会社が行ってくれ、独立では全部自分で行わなければいけません。

エージェント契約は、会社から仕事を貰う以外は自分でやるといったイメージです。

日本では、一般的にマネジメント契約が多いかと思います。

全部会社に任せてしまったほうが、楽ですからね。

しかし、その分給料が会社に大分持ってかれてしまいます。

そのため、ある程度知名度や実力がついてきたら、エージェント契約や独立に移行する方もいます。

エージェント契約のメリット・デメリット

続いては、エージェント契約のメリット・デメリットを詳しく紹介していきます。

<メリット>

タレントは仕事を選ぶことができる

先程も言ったように、あくまでもタレントはクライアント(顧客)扱いになりますので、振られた仕事を全部引き受けなければいけないというわけではありません。

若手のうちはなんでもかんでも仕事を引き受けることが多いですが、名誉のためやキャラが確立している場合は、取捨選択も必要になってきます。

そのため、仕事を選ぶことができるのは大きなメリットと言えるでしょう。

スケジュールを自由に調整することができる

エージェント契約ではスケジュール管理も自分で行う必要があります。

大変に思うかもしれませんが、逆に言ってしまえば自分の好きなように日程を組めるのでメリットになり得ます。

どうしてもこの日は休みたい、連休が取りたいなどと言った要望はマネジメント契約ではなかなか厳しいです。

そのため、プライベートも充実させたい方などはエージェント契約だと便利でしょう。

ギャラの取り分を調整することができる

タレントの裁量が大きくなる分、ギャラの取り分も大きくなります。

マネジメント契約では、一生懸命働いてもいくらかは会社に持ってかれてしまいますからね。

最初は気にならないかもしれませんが、働いていくうちに気になり始める方がいるでしょう。

エージェント契約ですと、報酬として手数料を支払えば良いだけなので、同じ仕事をしても取り分が大きいです。

管理諸々ができる方は、エージェント契約のほうが稼げるかもしれません。

<デメリット>

管理業務や手配業務など仕事量が多い

仕事が決まれば、スケジュール管理、メイク・スタイリストの手配など会社側が全ておこなってくれるマネジメント契約に対して、それらを全て行わなければいけないのがエージェント契約です。

表に出ない部分での業務が多くなりますので、シンプルに仕事量が多くなってしまいます。

トラブルも自己責任で対応しなければならない

芸能人にトラブルは付き物です。

マネジメント契約では、トラブルが起こった際は大抵会社が責任を取ってくれます。

しかし、エージェント契約は、自己責任で対応しなければなりません。

頼る場所が上にないというのは、デメリットになるでしょう。

まとめ

今記事では、ジャニーズ新会社も採用している“エージェント契約”について紹介しました。少しでも理解していただけしょうか。

元ジャニーズタレントのファンの方は、自分の推しの今後について不安に思ってしまうかもしれません。

しかし、エージェント契約は悪いことではなく、ハマる人には、ハマる働き方です。

まだまだ日本には浸透していない“エージェント契約”ですが、SNS出身のインフルエンサーだったり、YouTuberだったりとどんどん増えてくるでしょう。

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ライター紹介

きむら

編集・ライター

一生のうち、半分以上を共にする仕事。 「高収入」「NO残業」「福利厚生の充実」の3つの条件が当てはまる企業探しのお手伝いをします。
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