137 view

その他

ボーナスをもらってから退職するのはあり?損をしない退職方法について解説

\ この記事をシェア /

退職を検討していると気になりがちなのが、ボーナスをもらってから退職できるのかという疑問です。せっかく現在の会社で頑張ってきた分、できればボーナスを満額もらってから円満退職したいですよね。

転職を検討する際も、ボーナスをしっかりもらうための転職のスケジュールや内定時期について知っておくと動きやすいです。

本記事ではボーナスをもらって辞める際のスケジュールや注意点について解説するので、ぜひ参考に計画を立ててみてください。

ボーナスをもらってから退職するのはあり?

結論から言うと、ボーナスをもらってから退職するのは全く問題ないので、後ろめたさを感じる必要はありません。ボーナス支給後に辞めたからといって返還義務はないため安心してください。

ただし、ボーナスについて定める法律はなく、会社側も支給する義務はないという点に注意しましょう。

ボーナスをもらう前に退職の意思を伝えると、減額されたり支給されなかったりする場合があります。

ボーナスをもらってから辞めるベストなタイミング

退職は基本的にボーナスをもらってからですが、ボーナスをもらってからすぐに退職を伝えると「ボーナスのもらい逃げ」と思われて、退職まで肩身の狭い思いをするかもしれません。

退職を伝えるのにベストなタイミングはボーナスの1~2週間後です。また、引継ぎ期間を考慮して、退職日は退職届を提出してから約1ヶ月後に設定しましょう。

厳密に言えば、法律上は退職日の2週間前までに申し出れば退職は可能です。ただ、トラブルを避けるためにも就業規則を確認し、余裕を持って伝えると無難です。

また、以下ではボーナスをもらって退職するまでのおすすめスケジュールをそれぞれ解説します。

●夏のボーナスの場合
●冬のボーナスの場合

特に、転職を検討している人はスケジュール調整が難しいので、ぜひ参考にして転職活動前にスケジュールを考えましょう。

夏のボーナスの場合

12月~5月転職活動・内定(入社時期の交渉をしておく)
6月下旬~7月下旬ボーナス支給、退職届提出
7月~8月退職
8月~9月転職先へ入社

夏のボーナスの支給時期は企業によってさまざまで、主に6月下旬から7月下旬にかけて支給されます。自分の会社のボーナス支給日を確認して、逆算して退職までのスケジュールを立てましょう。

退職後転職したい人は、じっくり時間をかけるなら12月から開始するのがおすすめです。特に1月~3月にかけては年末や年度末の退職者が多く、求人が増える傾向にあるのでチャンスです。

冬のボーナスの場合

5月~10月転職活動・内定(入社時期の交渉をしておく)
12月ボーナス支給、退職届提出
1月退職
2月転職先へ入社

冬のボーナス支給は、多くの企業が12月中旬です。年末にかけて退職する人も多いですが、確実にボーナスをもらうなら12月末頃に辞意を伝えるのが良いでしょう。

転職活動をする人は、5月から10月にかけておこなうのがおすすめです。ゴールデンウイーク明けの5月中旬から6月にかけては新卒採用が一段落した企業が中途採用に乗り出します。

また、9月~10月は夏のボーナスをもらって退職する人がいるため、求人が増える傾向にあります。

ボーナスをもらって退職する際の注意点

ボーナスをもらって退職する際の注意点は、以下の通りです。

●ボーナスをもらってから退職の意思を伝える
●十分な引継ぎ期間を作る
●ボーナスを優先し過ぎない
●会社にバレないように転職活動をする

それぞれ詳しく解説するので、しっかりチェックして滞りなくボーナスをもらいましょう。

ボーナスをもらってから退職の意思を伝える

退職の意思を伝えるのはボーナス支給後にしましょう。企業が従業員にボーナスを支給する義務はありません。

そのため、ボーナス前に退職の意思を伝えてしまうとボーナスが減額、あるいは支給されない恐れがあります。

過去には、ボーナス支給前に退職意思を伝えたところ、会社からボーナス支給前の退職を迫られた事例もあるようです。

十分な引継ぎ期間を作る

ボーナスの支給とは直接関係があるわけではありませんが、退職の際は十分な引継ぎ期間を作りましょう。

ボーナスをもらった直後に退職を申し出ると、「ボーナスのもらい逃げ」と思われて退職まで肩身の狭い思いをするかもしれません。

もらい逃げの印象を残さず円満に退職したい人は、退職届を提出してから1ヶ月程度は引継ぎに注力しましょう。

ボーナスを優先し過ぎない

転職先に対しても気をつける事項があります。それは、現職のボーナスを優先し過ぎて、転職先から悪印象を持たれないようにするということです。

在職中に転職する場合、ほとんどの人は内定が出てから現職の企業に退職交渉を始めるでしょう。その間、転職先には入社を待ってもらうことになります。

内定後は1~3ヶ月で入社するのが一般的であり、それ以上待たせると印象を下げてしまうことになりかねません。

目先のボーナスのために転職時期を伸ばすのではなく、自分に合った企業に転職することを優先しましょう。

会社にバレないように転職活動をする

退職の意思を伝えていなくても、転職活動をしていることが会社にバレると、ボーナスを減額されてしまう恐れがあります。

特に、スカウトサービスを使っている場合は、企業が求職者の情報を一部閲覧できるため要注意です。

サービスによってはブロック機能や現職の企業とはマッチングしない仕組みがあるので、不安な人は事前に調べてから登録しましょう。

まとめ

ボーナスをもらってから退職するのは、法的に全く問題ないので安心してください。

ただ、満額もらって円満退職するなら、スケジュール調整に注意しましょう。

転職先を決めてから退職する予定なら、転職活動を始める時期も重要なので、事前に綿密な計画を立てておくことをおすすめします。

\こちらもおすすめ/

【就活生必見】面接の身だしなみチェック!服装や髪型など気をつけたほうが良いことを男女別に紹介

【プライベートも仕事も充実】聞いてびっくり!ユニークな福利厚生の導入事例5選をご紹介

WorkWork戦国ヒストリア 第6話「光秀、退職決断す」歴史×求人・採用情報を漫画で学ぶ

\ この記事をシェア /

ライター紹介

九条辰季

フリーライター

「自分らしく生きる」をモットーに、Webマーケティング記事からシナリオまで幅広く執筆する多趣味、雑食系ライターです。 自身の経験をもとに、みなさんが彩りあるキャリアプランを描くお手伝いができればと思います!
九条辰季の記事を見る

人気記事

タグから探す

PR

姉妹メディア

取材のご依頼や当サイトに関する
お問い合わせはこちら

PR