ミドルシニア(40代・50代・60代)でも転職できる! ミドルシニアへの需要の高まりとおすすめの求人サイトをご紹介
近年、ミドルシニアと呼ばれる層の需要が高まっているのをご存知ですか。
新卒採用と違って社会人経験が豊富なミドルシニア世代は、企業での活躍が期待されるようになっています。
そこで本記事では、ミドルシニア世代の需要について解説します。
ミドルシニア向けのおすすめ求人サイトもご紹介するので、転職をお考えの方はご参考ください。
目次
ミドルシニアとは
ミドルシニアとは、一般的に40代・50代・60代の中高年を指す言葉です。
ミドルシニアの人材市場では、年代が3段階に分けられています。
若手:34歳以下
ミドル世代:35歳〜54歳
シニア世代:55歳以上
しかし明確な定義はなく、上記はあくまでも一部で設定されている基準です。
媒体によっては、ミドル世代を30〜54歳や35〜44歳としていたり、シニア世代を60歳以上としている場合もあります。
ミドルシニアの需要が高まっている!
企業の人材にミドルシニア世代が求められる背景とはなにか。
そんな社会的需要を3つの観点からお話ししていきます。
人材不足の解消
少子高齢化が進む現代において、企業は若年層の人材を採用しにくい事態が発生しています。
また新卒採用をできたとしても、早期離職率が高まっている影響で、企業はその対策をしなければならないのが現状です。
その点ミドルシニア世代は、「人生100年時代」を意識して働き続けたいと考える人が増えています。
さらに高齢者を採用する企業には、特定求職者雇用開発助成金や65歳超雇用推進助成金などの助成金制度が適用されます。
つまり求職者ににとっても企業にとってもWin-Winだと言えるのです。
即戦力になる
ある程度の社会人経験を積んできたミドルシニア世代は、企業の即戦力となる人材が豊富です。
即戦力となるミドルシニア世代は、下記のような採用メリットがあります。
・採用者の育成に時間を取られない
・若年層社員の育成担当として活用できる
・世代間の交流の場が生まれる
ミドルシニア世代ばかりが活躍する職場だと、世代交代がうまくいかずに存続が危ぶまれるケースが出てきます。
しかし、企業の人的資源を最適化し有効活用することで、若手とミドルシニアをバランス良く配置できれば、若手社員の教育担当として役立ちます。
また前職などで培ってきた人脈もあるため、世代間の交流を仕事に生かすことも可能です。
定着率への期待
先述した通り、新卒採用者の早期離職率は高まっているのが現状です。
2019年における入社3年以内での離職率は約3割に及びました。
その点ミドルシニア世代は、一度転職するとその後は腰を据えて業務に取り組む傾向があります。
それは、長年の社会人経験からなる「さまざまな環境に順応できる」能力があるからだと言えます。
また専門性の高さも魅力の1つで、同職種への転職者なら、今までのキャリアを存分に発揮されるでしょう。
全体を通してミドルシニアは安定感があることから、企業が手放したくない人材となる可能性が高いです。
ミドルシニア向けの求人サイト3選
最後に、ミドルシニア世代の方におすすめの求人サイトを3つご紹介します。
どれも転職サポートが充実しているので、安心して利用できるかと思います。
リクルートエージェント
1つめの求人サイトは、「リクルートエージェント」です。
リクルートエージェントでは、ミドルシニア就活支援を行っています。
具体的には、下記のような支援内容が充実しています。
・動画で学ぶ50代からの面接対策
・ポータブルスキル診断を用いた自己PRの作成
・ミドルシニアの「キャリアを考える」セミナー
また、実際のミドルシニア世代の転職事例・現職事例・独立事例も多数掲載されているので、セカンドライフのイメージを具体化させることに役立ちます。
マイナビミドルシニア
2つめの求人サイトは、「マイナビミドルシニア」です。
マイナビミドルシニアでは、全国の中高年(40代・50代・60代)を求める求人が豊富に掲載されています。
希望する勤務地や職種、給与にマッチしたパート・アルバイト、正社員、派遣、契約社員の仕事が見つかります。
また、ミドルシニア世代を積極的に採用している求人情報もまとめられているので、転職活動をスムーズに進めたい方はおすすめです。
FROM40
3つめの求人サイトは、「FROM40」です。
FROM40では、40代・50代向けの転職支援サービスが行われています。
本求人サイトの特徴は、スカウトサービスを提供していること。
サイトの会員登録を行うと、条件に合致した理想の企業からオファーが届きます。
現職に就きながら転職活動を行うような時間に余裕のない方にとってぴったりの求人サイトです。
会員登録をした人だけが見られる”非公開求人”も掲載されていますので、登録しておいて損はないでしょう。
まとめ
本記事では、ミドル・シニア世代の需要について解説していきました。
長年キャリアを積んできたからこそのスキルや専門性の高さ、人脈などは企業の即戦力として求められています。
「中高年は転職が難しい……」といった固定概念を一旦取っ払って、自身のセカンドライフ成形をしてみてはいかがでしょうか。
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