仕事選びでも活用できる!応募先企業がnoteを使って広報活動している理由
転職エージェントや検索エンジンを活用して転職活動をしていると「どんな企業なのか」と気になるものです。
そこで本記事では、noteを定期的に利用している筆者の所感から「noteを活用して転職を有利に進めるポイント」についてまとめました。
企業が広報活動の一環として活用しているnoteも、求職者の立場でも活用できる理由についてまとめたので、参考にしてもらえたら幸いです。
目次
企業が広報活動の一環でnoteを活用している理由
企業が自社サイトや採用サイト以外に、noteを広報活動の一環として活用しているのは、以下のような理由が挙げられます。
- ・すぐに始められる
- ・ターゲットに届けやすい
まずは企業側の視点について、解説していきます。
1.すぐに始められる
noteはメールアドレスさえあれば、無料でアカウント開設ができてすぐに運用開始できるのが魅力のプラットフォームです。
たとえばWordPressなどのCMSは、ある程度の専門知識が必要になるので筆者自身も2時間の勉強を経てブログを開設しました。
一方でnoteの場合は、HTMLやCSSなどの専門知識は必要ありません。
目次や見出し設定をAIからもらえるアドバイスをもとに反映するだけでコンテンツ作成できるのです。
note proに加入すれば法人用のサービスを利用できるので、企業が広報活動の一環として活用しています。
2.ターゲットに届けやすい
noteはX(旧Twitter)やInstagramのように、ハッシュタグ検索もできるプラットフォームです。
月間ユーザー数も6,000万人を超えているだけあり、ビジネスや趣味など十人十色の使い方ができます。
SEOにおいても、noteの記事が検索1位に表示されるケースも珍しくありません。
拡散性の高いX(旧Twitter)と連携すれば、リポスト(旧リツイート)から、より多くのユーザーに届けられます。
つまり、興味関心のあるユーザーに届けるには、ハッシュタグ機能の活用を含めた運用方法次第で、ターゲットに届けやすくなるのです。 企業にとって商品やサービス制作の裏話や社長の思いなど、気軽に投稿できるのがnoteなので、求人票には掲載しきれなかった募集の背景を掲載できます。
求職者が企業のnoteを見ておくメリット
ここからは求職者の立場で企業が発信するnoteを見つけた際、見ておくべきメリットについて解説します。
- ・企業や社長の思いを理解できる
- ・具体的な仕事風景が見られる
- ・実際に働いている社員の声が見られる
- ・新入社員の入社理由が見られる
筆者自身「転職活動中に見ておけば良かった」と感じた要素もあるので、ぜひ参考にしてください。
1.企業や社長の思いを理解できる
志望している企業がnoteを更新している場合、企業として(または社長)の思いを投稿している可能性があるので、読んでおきましょう。
「弊社の志望動機はなんですか?」と聞かれるケースが大半です。
志望動機を聞かれた際、企業サイトの「企業理念」に掲載されていない深い部分まで読み取れる可能性が高まります。
企業にとって「この応募者は企業理念に共感しているのか」「目指している方向性が一致しているのか」など見ています。 つまり、ストーリー性の強い記事が多く投稿されているnoteで公開されている記事があれば、読んでおくのがおすすめなのです。
2.具体的な仕事風景が見られる
応募する職種が同じだったとしても、取り入れているシステムや機械などは企業によって異なります。
「慣れている職種だったのに思っていたのと違った」と感じ、早期離職を決断するケースもあるでしょう。
一方で「まったく知らない職種だから不安」と感じる方にとって、企業が活用しているnoteを見ておくと、実際の仕事風景が見られる可能性があります。
企業の採用サイトに「1日の流れ」が掲載されているケースもあるので、noteと合わせて確認しておきましょう。
3.実際に働いている社員の声が見られる
実際に働いている社員の声が「社員インタビュー」で投稿されているケースがあります。
求職者の立場で見ておきたいポイントは「この人と一緒に仕事しているイメージが沸くか」です。
企業も面接の段階で「うちの会社で頑張ってくれそうなのか」を見ています。
一方で求職者の立場では「どんな人が働いているのか」を見極めるのは難しいでしょう。
そこでnoteに投稿されている「社員インタビュー」を見れば、今後の上司になるかも知れない方の思いや仕事風景を事前に見られるのです。
4.新入社員の入社理由が見られる
ベテラン社員の声だけでなく「入社半年」などの新入社員の声も投稿されているケースがあります。
「入社してみてどう感じたか」「そもそもなぜ入社を希望したのか」など、noteに投稿されている場合があります。
今まさに求職者の立場である自分自身が入社後のギャップを感じないためにも、新入社員の声は参考になるので確認しておきましょう。
身近に感じやすい気持ちになると思うので、応募先企業の投稿から「新人」「新入社員」などのキーワードで検索し、参考にしていくのがおすすめです。
まとめ
今回は仕事探しにおいて、noteを活用できる要素について解説しました。
企業は広報活動の一環として、すぐに始められるだけでなくターゲットに届けやすいのがnoteです。
求職者の立場でも企業や社長の思いはもちろん、社員が働いている風景や社員の声からリアリティを感じやすい記事が公開されている可能性があります。
採用面接においても活用できるので、応募先企業がnoteを更新している際はしっかり調査してから面接に挑みましょう。
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