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なぜIT業界はやめとけと言われるの?理由やそれでも向いている人の特徴を解説

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IT業界に興味があるものの「やめとけ」と言われる理由が気になり、参入を悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

確かに、IT業界は労働時間が長い、下請け構造の問題、AIによる仕事の自動化など、厳しい側面があります。

一方で、成長機会が多く、スキル次第で高収入も狙える魅力的な業界です。

本記事では、IT業界が「やめとけ」と言われる理由と、それでも適性がある人の特徴を解説します。


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IT業界はやめとけと言われる理由

IT業界はやめとけと言われる理由には、以下の3つが挙げられます。

●労働時間が長いのに給料が低いから
●下請け構造による問題があるから
●AIに仕事を奪われていると言われているから

それぞれの内容を詳しく解説します。

労働時間が長いのに給料が低いから

IT業界は納期やクライアントの要望に追われる場合が多く、長時間労働が常態化しやすい業界です。

全業界の月平均残業時間は10.5時間ですが、IT業界を含めた情報通信業界は14.7時間と高い傾向にあります。

中でもIT業界の月平均残業時間は、23.2時間と長時間労働が常態化されている状態です。

特にプロジェクトの進行が遅れると、残業や休日出勤が発生しやすくなります。

しかし、労働時間の長さに対して給料が見合っていないケースも多く、特に下請け企業やフリーランスでは収入が不安定になりがちです。

成果主義の要素が強いため、スキルや実績が評価されにくい環境では、低賃金で過酷な労働を強いられるリスクがあります。

参考:厚生労働省「IT業界の長時間労働対策について」

下請け構造による問題があるから

IT業界では、大手企業が案件を受注し、業務を中小企業やフリーランスに下請けとして回す構造が一般的です。

多重下請け構造により、実際に作業するエンジニアやクリエイターには十分な報酬が行き渡らず、待遇が悪化するケースが多々あります。

また、下請け企業は発注元の都合に左右されるため、契約内容が厳しく、納期のプレッシャーが強いのも問題視されています。

下請構造の問題により、個人のキャリアや収入が伸びにくい環境になりやすいのです。

AIに仕事を奪われると言われているから

近年、AIの進化によってIT業界の仕事が自動化される可能性が不安視されています。

特に単純な作業やパターン化された業務は、AIや自動化ツールによって代替される可能性が高く、一部の職種は将来的に不要になるリスクがあります。

業界に参入しても安定した仕事を確保できる保証がなく、スキルのアップデートは必須です。

競争が激化する中で、AIに負けない専門性を身につけなければ、仕事の依頼は少なくなります。

やめとけと言われるIT業界で働く意味はあるのか

IT業界は「やめとけ」と言われる理由は多々ありますが、それでも働く価値は十分にあります。

まず、ITスキルは需要が高く、一度習得すればどこでも通用する武器になります。

エンジニアやデザイナー、マーケターなど多様な職種があり、キャリアの選択肢も豊富です。

また、リモートワークやフレックス制度を活用すれば、自由度の高い働き方が実現します。

労働環境の厳しさを乗り越え、成長したい人には魅力的な業界です。

やめとけと言われるIT業界で働くのが向いている人

IT業界は厳しい側面もありますが、向いている人にとっては大きなチャンスがあります。

●論理的思考力がある人
●学習意欲が高い人
●自律的に動ける人

IT業界に向いている人のそれぞれの特徴を詳しく解説します。

論理的思考力がある人

IT業界では複雑なシステムを設計したり、バグの原因を特定して修正したりする場面が多いため、論理的に物事を考えられる人が向いています。

プログラムは1つのミスで動作しなくなる場合もあり、原因を突き止めて正しく修正する能力が求められます。

また、仕様変更やクライアントの要望にも柔軟に対応する必要があり、問題を整理し、最適な解決策を見つける能力が必要です。

学習意欲が高い人

IT業界は技術の進化が速いため、常に新しい知識を学び続ける必要があります。

プログラミング言語や開発ツールは日々アップデートされ、数年で主流が変わるのも珍しくありません。

新しい技術に興味を持ち、自発的に学ぶ習慣がある人ほど成長しやすいのが特徴です。

資格取得や勉強会、オンライン講座などを活用し、継続的にスキルアップできる人が成功できるでしょう。

自律的に動ける人

IT業界では、指示待ちではなく、自分で考えて動ける人が求められます。

特にリモートワークが普及する中で、タスクの管理やスケジュール調整を自分で行えるのが重要です。

また、トラブルが発生した際に、解決策を自ら模索し、適切に対応できる人ほど評価されやすくなります。

主体的に学び、問題解決に向けて動ける人は、IT業界で活躍できるでしょう。


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まとめ

IT業界は、長時間労働や下請け構造の問題、AIによる仕事の自動化などの理由により「やめとけ」といわれています。

しかし、論理的思考力のある人や学習意欲が高い人、自律的に動ける人にとっては大きなチャンスがある業界です。

技術を磨けば高収入や自由な働き方も可能であり、将来性も高い業界といえます。

厳しい環境を乗り越えてスキルを身につけられる人には、IT業界は最適な選択肢となるでしょう。

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ライター紹介

柴﨑 祐介

フリーライター

目指せ「頑張りが報われる環境作り!」|「関わった人がみんな”なりたい自分”を目指せる環境を整えること」をモットーに活動中|自分らしく前向きになれるヒントをお届け|僧侶から民間企業に転職した経験をもとに執筆していきます!
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