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書籍や雑誌に携わる仕事がしたい!出版業界で働く人の業務内容を紹介

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書籍や雑誌を読むことが好きで、将来は出版業界で仕事がしたいとお考えの方は多くいらっしゃるかと思います。

華やかな業界だけに、大手の出版社は、毎年新卒採用の倍率が高く、かなり狭き門です。

『どうしても出版社で働きたい!』という強い意志を持って、早めの就活対策をすることをおすすめします。

また、出版社以外にも本の出版に携わる仕事は存在するので、いろんな企業に目を向けてみることも大切です。

本記事では、出版業界の種類や業務内容をご紹介しています。


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出版業界ってどんなところ?

ひとえに〝出版業界〟と言っても、出版業界の業態と職種はさまざまです。

出版業界は、大きく分けると「出版社」、「編集プロダクション」、「書店」、「出版取次」に分類できます。

それぞれの仕事内容や職種について解説します。

●出版社

出版社は、書籍や雑誌などの出版物を製作します。

企画をしてから実際に本の製作をし、販売促進活動をするまで一連の流れの作業を担当するのが出版社です。

編集者が本の製作・発行をしたあとに、校閲者が誤字脱字や誤った表現がないかを確認し、完成した出版物を営業担当が書店などに販売促進、最終的に読者のもとへ本が届きます。

出版社は、大手から小規模な企業まで合わせて全国に約3,000社存在します。

それぞれ出版している本のジャンルは、企業ごとに大きく異なるため、出版社への入社を希望する方は、ご自身がどのような出版物の製作に携わりたいのかある程度考えておくことが大切です。

●編集プロダクション

編集プロダクションは、出版社に代わって出版物の企画・編集・制作を代行する会社です。

業務内容は編集プロダクションによってさまざまですが、おもに出版社の下請け業務が多くあり、協力して編集や校正などを行います。

編集プロダクションに在籍する社員は少人数の場合が多く、デザイナーやカメラマンをフリーランスに依頼することもあります。

●書店

出版社・編集プロダクションが完成させた出版物を販売する書店。

現在は、全国にある書店だけではなく、楽天やAmazonなどのネット書店もあります。

取り扱う本のジャンルは書店によって異なります。

●出版取次

出版取次は、出版社が制作した出版物を仕入れてから全国の書店へ送る役割をする会社のことです。

効率的な流通のために書店の売り上げデータ等も把握し、出版社と書店にデータを提供しています。

全国にある出版取次ですが、「日本出版販売」と「トーハン」の大手2社で全国シェアの8割を占めると言われています。

出版業界の代表的な職種

ここからは、出版業界の代表的な職種をご紹介します。

①編集者
②制作・校閲
③ライター
④営業
⑤広告宣伝
⑥フォトグラファー

それぞれ見ていきましょう。

①編集者

「編集者」は、本や雑誌など出版物の編集を担当します。

書籍や記事の企画や取材、撮影、校正など、制作における全行程に携わります。

また、全体を統括することも求められ、記事の納品が遅れそうなときは、ライターや作家に催促するのも編集者の仕事です。

②制作・校閲

「校閲」は、原稿に目を通し、事実と異なる内容がないか、誤字脱字がないかをチェックします。

紙の本はWebサイトなどとは違い、一度出版すると修正ができません。最悪の場合は全回収作業をする必要があります。

細かいミスも見落とさないように完璧な状態で出版するための重要な役割です。

③ライター

「ライター」は編集者が作成した企画に基づいて、原稿の執筆を行います。

その際、企画に目を通すのはもちろん、書籍やインターネットでリサーチしたり、インタビューをしたりして必要な情報を収集することも仕事です。

④営業

出版社の営業は、「広告営業」と「書店営業」の2種類に分かれています。

「広告営業」は、雑誌に掲載する広告の広告主を探し、交渉・提案を行うのが仕事です。

一方「書店営業」は、出版取次や書店に対して自社の出版物により多くの発注してもらえるように働きかけます。

どちらも出版社に属しており、自社の出版物の売上に関わる業務です。

⑤広告宣伝

「広告宣伝」は、自社の出版物をより多く購買してもらうための施策を企画し、実行まで行います。

例えば「プレリリースによる広告」「PRイベントの企画・実行」「SNSを通じた宣伝」などがあります。

いくら素晴らしい出版物でも読者に届かなければ魅力を伝えきれないため、広告宣伝の仕事は非常に重要です。

なお、専属の広告宣伝担当がいる場合は少なく、多くは編集者がその業務を担っています。

⑥フォトグラファー

雑誌や本に掲載される写真を撮影します。

スタジオでの撮影を行うだけでなく、インタビューやイベントに出向いて撮影することも多いです。

また、ライターと同様に社内に専属のフォトグラファーを抱えていない場合があります。


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まとめ

本記事では、出版業界の種類や業務内容をご紹介しました。

出版業界は、書籍や雑誌が好きな方にとっては憧れの世界ともいえるのではないでしょうか。

大手の出版社の新卒採用は、毎年かなりの選考倍率になるほど人気です。

出版社以外にも本の出版に携わる仕事は存在するので、いろんな企業に目を向けてみることも大切です。

出版業界で働くことをお考えの方は、まず出版業界のぜひ早めの就活準備と対策を行って、悔いが残らないようにしてくださいね!

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あゆりんご

編集・ライター

Webメディアでの情報収集が大好きなZ世代。 働く人も雇う人も、みなさんがなるべくワクワク働くためのお手伝いがしたいです!
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