専業主婦から社会復帰するには|ブランクを解消するための準備や再就職しやすい職種などを解説
▼採用担当者様へ:会社見学と仕事体験の採用/求人サイトのWorkWork(わくわく)ポータルへ掲載しませんか?
結婚や出産のタイミングで仕事を辞め、専業主婦としての生活を経てから、社会復帰をする人は少なくありません。
しかしながら、長らく社会人から離れていたからこそ、社会への復帰が不安に感じる人は多いでしょう。
そこで本記事では、専業主婦からの社会復帰を考える人へ向けた情報を発信。
ブランクという不安を解消するための準備や、再就職を目指しやすい職種などを解説していきます。
目次
専業主婦が社会復帰するのは難しい?
そもそも専業主婦から社会復帰をするのは、どうしても「ブランクがある」と見られてしまいがち。
社会人経験があったとしても、小さな子どもがいたり、専業主婦の期間が長かったりなどの要素がネックとなってしまう場合もあるでしょう。
しかしながら、逆に言えばそのブランクを少しでも埋めるための事前準備を行えば、社会復帰を十分目指せると言えます。
専業主婦が社会復帰するメリット
ブランクを埋める事前準備について解説する前に、専業主婦が社会復帰するメリットを3つまとめました。
社会復帰に対して漠然とした不安を抱えている人も、メリットを知ることでその不安を少しでも払拭してくれるかもしれません。
家計に余裕が生まれる
やはり仕事をすることで収入を得られるので、家計に余裕が生まれるでしょう。
工夫して節約することも大事ですが、今まで節制して我慢していたモノや経験にお金を使うこともできます。
またお子さんのいる家庭は、学費や習い事など何かとお金がかかるものです。そういった将来のための貯金を貯めることも叶います。
社会との繋がりができる
専業主婦として生活していると、スーパーや子供の送り迎えなど行動範囲が限定され、社会と疎遠になってしまう傾向があります。
その点、社会復帰をすれば、職場という新しい環境に身を置いて新しい人間関係を構築することが可能です。社会との繋がりを肌で感じることができるでしょう。
人生の刺激になる
社会復帰はまさに、新しいこと尽くめです。新しい知識を得たり、新しい人と出会ったり、新しい場所へ出向いたりなどなど。
仕事を通して刺激を受けることで、生活にメリハリが生まれてモチベーションに繋がるでしょう。
ブランクを埋めるために〈やっておきたい準備〉
メリットを知った上で、ブランクを埋めるためにやっておきたい事前準備について解説していきます。
育児や家事のサポート体制を整える
まずは、育児や家事のサポート体制を整えておくこと。
育児に関しては、保育園や幼稚園、学童といったサポート先を事前に確保しておくと良いです。また、親戚などの信頼できる人にもお願いしておくと安心でしょう。
家事に関しては、ネットスーパーや宅配ミールキットといった便利なサービスから家事代行サービスまでさまざま。仕事に慣れるまでや忙しくなった際に活用する手もあります。
社会人マナーなどの事前勉強をしておく
続いては、社会人としての基本的なマナーを勉強しておくこと。
社会人のブランクがある分、ビジネスマナーなどの知識は薄れてしまいがちです。例えば事務職であれば、タイピング練習やWord・Excelに触れてみるのもよいでしょう。
仕事に活かせる資格取得の勉強をスタートするものおすすめです。
通勤のシミュレーションをする
朝の通勤は、さまざまなトラブルも起きかねません。電車やバスは、遅延がつきもの。
そのため実際に通勤する際を想定して、朝早く起きて会社に出社するまでをシミュレーションすると安心です。
さらにお子さんが小さい場合は、保育園に預けてから出社するまでを実践してみてください。想定外の事態に対処できるように今から準備しておくと、入社後もスムーズに出社できるでしょう。
専業主婦が再就職しやすい職種3選
最後に、専業主婦が再就職しやすいと言われている職種を3つご紹介します。
事務職
未経験からでも転職しやすいとされる「事務職」は、再就職もしやすいと言えます。
事務職の種類は多岐に渡りますが、なかでも専業主婦に人気なのが医療事務です。医療事務は基本パソコンを使わず、レセコン*を使用します。
パソコンスキルが低くても、医療事務で必要とされる社交性があれば採用してもらいやすい傾向にあるのです。
*レセプト(診療報酬明細書)を作成するコンピューターシステム
介護職
「介護職」は、専業主婦で培ったサポート力や家事力、コミュニケーションスキルを活かすことができます。
研修制度も充実している施設が多いため、未経験者でも安心です。
また介護業界は深刻な人材不足から働き手を必要としているため、比較的に社会復帰しやすい業界だと言えます
家事代行サービス
専業主婦の経験がすべて活かせる仕事こそ、「家事代行サービス」です。
家事代行サービスは、依頼者の自宅へ伺い、要望や生活スタイルに合わせて掃除・洗濯・料理を中心とした家事を行うもの。
専業主婦の社会復帰はブランクがネックになるとお伝えしましたが、この仕事はむしろ加点になる可能性も大いにあります。
▼採用担当者様へ:会社見学と仕事体験の採用/求人サイトのWorkWork(わくわく)ポータルへ掲載しませんか?
まとめ
専業主婦から社会復帰するのは難しいイメージがありますが、ブランクを少しでも埋める準備が復帰までの近道になると考えられます。
また、今回ご紹介した再就職しやすい職種に進むこともひとつの選択肢でしょう。
本記事が、専業主婦の皆さんにおける社会復帰の手助けとなれば幸いです。
\こちらもおすすめ/
▼就職長時間労働、パワハラ回避!ブラック企業の特徴と見分け方4選を就活前にチェック