X(旧:Twitter)のトレンド入り〝公務員不足〟のワケとは-公務員で働くメリット・デメリットを紹介!
2024年1月15日(月)にX(旧:Twitter)のトレンドに入っていた「公務員不足」の文字。
最初に見たとき、それに違和感を覚えました。
なぜかというと、私が持つ公務員のイメージは「安定している」「失業リスクが少ない」の2つだからです。
一見、就職するにあたっての好条件が揃っていますよね。
しかし、内容を開いてみると、「給料が少ない」「精神的苦痛」「サービス残業当たり前」などと嘆いている方が多かったです。
SNSが活発化している今の御時世では、公務員で働いている方の実体験エピソードを目にしているからか、良くないイメージがついてしまっているのでしょう。
ということで、今記事では、Xで話題になった〝公務員不足〟のワケと就職する上でのメリット・デメリットを紹介していきたいと思います。
安定した公務員を目指したいけど、不安だという方はぜひ参考にしてみてください。
目次
なぜXで〝公務員不足〟が話題に?
そもそもなぜXのトレンドに〝公務員不足〟がトレンド入りしたのか、説明していきます。
理由は、毎日新聞のアンケートで47都道府県が2023年度に実施した職員採用試験で、採用予定数を満たす合格者を全ての職種区分で確保できたのは、大阪府と兵庫県のみということが分かったからです。
つまり、45都道府県で「採用予定数割れ」が生じていたということになります。
公務員不足が騒がれるのも無理ありません。
以下の記事をご覧ください。
47都道府県・職員採用アンケート 「予定数割れ」全データ 8割で悪化https://t.co/NOlD8O71HU
— 毎日新聞 (@mainichi) January 15, 2024
地方公務員の採用難が急速に悪化しています。47都道府県が2023年度に実施した職員採用試験で、45都道府県が「採用予定数割れ」だったことが毎日新聞のアンケートで判明しました。調査データの一覧です。
この記事を見た現公務員の方が、自分が感じた公務員の闇をツイートしたことからそれらが拡散されていき、トレンドに入ったのだと考えられます。
公務員を目指している方からしてみれば、不安が募りますよね。
どの職業も良し悪しはあります。
それを理解した上でも、闇の部分が明るみに出てしまうと、モチベーションが低くなっていまいます。
以下からは、公務員に就職するメリット・デメリットを紹介します。
今一度、メリットの部分とデメリットの部分をそれぞれ天秤にかけてみて、公務員を目指すか否かを考えてみてください。
公務員に就職するメリット!
まずは、公務員に就職するメリットを紹介します。
●雇用と収入が安定
●福利厚生が充実
●働きやすい環境が整っている
1つずつ見ていきましょう!
雇用と収入が安定
公務員は、イメージ通り雇用や収入が安定しています。
この特徴的は一般的によく知られており、1番の強みです。
収入は、年功序列制度が適応されているため一定収入が保証されていますし、一般企業で起こり得る解雇やリストラも問題行為を起こさない限りはありません。
近年、終身雇用制度や年功序列制度が無くなりつつある世の中で、公務員はリスクを考えず安心して仕事できる数少ない職業といえます。
安定面に関して公務員は群を抜いているでしょう。
福利厚生が充実
公務員は手厚い福利厚生もメリットとして挙げられます。
公務員は「自治体」「共済組合」「職員互助会」といった様々な機関から福利厚生が提供され、生活のサポートを行ってくれるため、収益だけでなく充実した生活を送るためのサポートが整っています。
また、給与は基本給だけでなく多くの手当てが支給されるため、一般企業よりも収入自体が多いのも公務員のメリットです。
働きやすい環境が整っている
福利厚生が充実していることに加え、働く環境も整っています。
部署によってはフレックスタイム制を導入していたり、有給休暇も使いやすかったりとプライベートも充実することができます。
手厚い福利厚生と組み合わせれば、ワークライフバランスの実現ができるでしょう。
公務員に就職するデメリット!
まずは、公務員に就職するデメリットを紹介します。
●雇用と収入が安定
●福利厚生が充実
●働きやすい環境が整っている
1つずつ見ていきましょう!
雇用と収入が安定
公務員は副業が禁止されています。
一般企業では副業できるところが多く、世の中の働き方改革により仕事も変わってきています。
そのため、副業をしたい方や色々チャレンジしたい方にはおすすめできません。
福利厚生が充実
公務員には部署間の異動や勤務先の異動があるところが多いです。
仕事環境や人間関係を変えたくないや常に自宅から通いたい人は公務員の種類を絞る必要があります。
例えば、地方公務員などの自治体内で行う仕事の場合、他県に転勤することは滅多にありません。
働きやすい環境が整っている
定時上がりのイメージを持ちやすい公務員ですが、残念ながら必ずしも残業が無い訳ではありません。
仕事にノルマは無いものの、社会情勢に影響されるものもあるため、その時々で仕事量は変わってきます。
仕事や部署によっては残業が多いことも把握しておきましょう。
まとめ
今記事では、Xで話題になった〝公務員不足〟のワケと就職する上でのメリット・デメリットを紹介しました。
いかがでしたか?
「公務員不足だから積極的に目指そう」という訳ではありませんが、闇の部分ばかりをキャッチし、夢を諦めるのはもったいないと思います。
メリット・デメリットの部分をしっかりと理解し、自分に公務員は向いているか考えてみてください!
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