面接で困る質問と回答のコツ!|聞かれて焦らないようにしよう
就活の面接では、頻出質問以外にも変わった質問をされることがあります。
頻出質問の対策はしていても、想定外の質問が来ると焦ってしまいますよね。
そこで本記事では、想定外の質問に対する心構えや、具体例について解説していくので、ぜひ選考対策の参考にしてみてください。
目次
面接官はどうして想定外の質問をするの?
就活で面接官が想定外の質問をするのは、就活生の本質を見極めるためです。
頻出質問はどの就活生も対策してくるため、本音が見にくい傾向にあります。そこで想定外の質問をすることで、対応力や柔軟性、発想力、プレゼンテーション力を見ることができます。
想定外の質問をされたらどうする?
想定外の質問をされた場合、NGなのは黙ってしまうことです。すぐに思いつかない場合は、「少しお時間をいただけますか?」と聞いて、少し考えても問題ありません。
また、「質問の意図について教えていただけますか」と聞いて、ヒントをもらうのも有効です。
なお、もしうまく答えられなくても、落ちるとは限らないので不安になりすぎなくても大丈夫です。面接の回答に正解はありませんし、面接官が求めているのは正しい回答ではなく、回答にたどり着くまでの思考力やプレゼン力です。
難しい問題に直面しても、その問題に真摯に向き合い答えを出そうという前向きな姿勢が重要になります。
面接で聞かれて困る質問6選
以下は、面接で聞かれて困る質問の例です。答え方についても解説しているので、ぜひ目を通して頭の片隅に置いておきましょう。
Q.あなたの短所を教えてください
自己PRや長所についてはほとんどの面接で話すことになりますが、短所について話すことはあまりないでしょう。
ただし、短所について答えられないと、「自己分析が甘い」と思われてしまうので、この質問については難題の中でも比較的答えを用意しておきたいものになります。
短所について答える際のポイントは、自身の弱点について受け止めつつ、長所にもなる内容につなげることです。そうすることで、成長の可能性を示すことができます。
具体的には、改善のために意識して取り組んでいることなどを述べましょう。
Q.弊社の弱みはなんですか?
この質問は、志望先企業について深い理解が必要な上、慎重に答えを選ばねばならないという、多くの就活生を悩ませる質問です。
無難な答えを探す上で重要なのは、企業の決算資料を読み込むことです。決算資料には企業の中長期的なリスクが書かれており、それは客観的な事実として企業が受け止めていることでもあります。
決算資料をもとに答えることで、面接官からは「自社についてちゃんと調べてくれているな」という印象を得られるでしょう。
上場企業でない場合は、同業他社の決算資料を見ることで、業界の抱えるリスクについて理解できます。
Q.弊社のホームページを見てどう思いましたか?
この質問は、あなたの価値観や企業について調べているかどうかを見ようとしています。
志望度が高ければ、志望先企業のホームページは必ずと言っても良いほど見るはずですよね。
また、同じようなパターンとして「弊社のSNSを見ていますか?」「弊社の活動について知っていますか?」などの質問もあります。
Q.あなたを動物に例えるとなんですか?
これは、普段は考えたことのないような質問をして、対応力や発想力を見るためのものです。
奇抜な回答をする必要はないので、選んだ動物の性格とあなたの共通点についてわかりやすく話しましょう。
動物から連想するのではなく、自分のアピールしたい性格から逆算して考えると、動物が浮かびやすいかもしれません。
Q.どんなタイプの人が苦手ですか?
苦手なタイプでも上手く対応できるかどうかを見るために、このような質問をされる場合があります。ここで注意したいのが「苦手なタイプはいません!」と答えることです。
人は誰しも苦手なタイプがいるもので、「いない」と言っても信ぴょう性は薄いものです。
苦手なタイプを伝えても問題はないので、社風や環境にマッチしていることを伝えたり、カバーする回答も準備したりしておきましょう。
Q.やりたくないけど頑張った体験について教えてください
学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)は就活においてよく聞かれる質問ですが、逆にやりたくなくても頑張った体験を聞かれることもあります。この質問では、困難を乗り切れる力があるかどうかが見られています。
仕事はやりたいことばかりではありません。時に壁にぶつかったり、何をやってもうまくいかなかったりすることもあるでしょう。
面接官は、就活生がそれでも折れずにコツコツ努力ができる人物かどうかを判断しようとしています。ガクチカだけでなく、困難を乗り越えた体験についても考えておきましょう。
まとめ
面接で聞かれるのは、頻出質問だけではありません。
聞かれて困る質問も必ずと言って良いほどあるので、模擬面接や選考をこなして、対応力を磨きましょう。
本記事で紹介した内容を参考に、「想定外の質問が来るかも」という心構えをして面接に臨んでくださいね。
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