検索エンジンを活用したおすすめ求人サイトはどれ?筆者が利用した経験があるサイトから厳選して紹介します
求職者の立場では「職種名 求人」など検索し、条件にマッチした企業に応募するのが大半でしょう。
一方で採用担当者は、どれだけ良い人材に応募してもらうかが鍵になるだけでなく、効率的に求人募集をしたいと考えている方もいるのではないでしょうか。
本記事は、筆者自身も活用している求人サイトの中から、おすすめ5選を紹介します。
求人を検索するほどの意欲ある求職者に応募してもらうため、1つの参考にしてもらえたら幸いです。
求人検索エンジンとは
求人検索エンジンとは、Web上に掲載された求人情報を集めているサイトをいいます。
GoogleやYahoo!のように、検索窓にキーワードを入れた際、キーワードに沿った情報が出てくるサービスに近いものです。
求人情報に特化して表示されるので、効率的に求人を募集できるのが特徴的です。
求人検索エンジンは無料で始められて、有料プランに加入していてもほとんどが「クリック課金型」になっています。
つまり求人掲載自体に費用が発生しないのが、企業にとってもありがたいポイントの1つです。
筆者も愛用しているおすすめの求人サイト5選
転職活動中だけでなく、ライター活動に専念している今も筆者が愛用している求人サイトは以下の通りです。
- Indeed
- 求人ボックス
- スタンバイ
- Wantedly
- Googleしごと検索
それぞれの特徴を紹介していきます。
Indeed
Indeedは、日本で月間訪問者数2,700万人以上が集まる求人検索エンジンです。
テレビのCMやYouTubeなどの広告で見かける場面が多く、認知度の高さがあります。
検索結果で上位に表示されやすい傾向にあるので、圧倒的な集客力が魅力の1つです。
クリック課金メニュー
・日額(または月額)設定に応じてクリック単価を設定できる
・クリック単価は15〜1,000円
メリット
・面接日時の管理や連絡の履歴閲覧が簡単にできる
デメリット
・求人数が多く目立たなくなる可能性がある
・掲載方法によってはクリック課金以外の費用が発生する場合がある
Indeedに掲載する際の注意点は、ほかの求人サイトよりも細かな基準が設けられている点です。
条件をクリアしないと掲載できないので注意しましょう。
求人ボックス
求人ボックスは、月間利用者数が500万人を突破した求人検索エンジンです。
国内企業であるカカクコムが運営する求人検索エンジンなので、日本人に好まれやすいデザインを採用しています。
クリック課金メニュー
・シンプルプラン:設定した日額に応じた単価で設定
・アドバンスプラン:25〜1,000円に固定設定するか日・月・期間で上限予算を設定
メリット
・情報掲載の自由度が高い
・メール通知機能があるので応募の通知に気づきやすい
デメリット
・自社の求人情報が埋もれてしまう可能性がある
・掲載できる画像に制限があるため差別化が図りにくい
まずは無料枠で運用していき、手応え次第で有料へ移行して使うのがおすすめです。
スタンバイ
スタンバイはソフトバンクグループのZホールディングス株式会社とビズリーチのビジョナル株式会社の合併会社が手掛けているサービスです。
2023年5月PR TIMESの情報によると、月間ユーザー数が1,000万人を突破したと発表されています。
クリック課金メニュー
・1クリック20円から自由に設定可能
・スマホやパソコンなどデバイスごとに単価設定可能
メリット
・条件にマッチした求職者に対して企業側からスカウトメールを送信できる
・チャット機能が搭載されているので求職者とスムーズにコミュニケーションが取れる
デメリット
・Yahoo!に強い求人検索エンジンのためGoogleアプリには弱い
・アプリを利用している世代には求人情報が届けられない可能性が高い
スタンバイはデバイスごとにクリック単価を設定できるので、若年層に集まってほしい企業は、スマホのクリック単価を上げるのも1つの手です。
出典:PR TIMES|求人検索エンジン「スタンバイ」、月間ユーザー数が1,000万人を突破
Wantedly
Wantedlyは、これまで紹介した求人検索エンジンとは異なり、掲載料が発生するサービスです。
ほかの求人検索エンジンでは、給与や条件などを提示するのに対し、Wantedlyでは企業の「想い」をアピールしていきます。
有料プラン
・プランに応じた人数で募集掲載やストーリーなどの投稿が可能
・スタンダードプラン以上のプランに加入すれば6ヶ月間で最低100通のスカウトメール送信可能
メリット
・広報の一環として発信できる
・企業が求めるターゲットとマッチしやすい
デメリット
・定期的な更新が必要なためほかの求人検索エンジンより労力がかかってしまう
・給与記載がNGなためブランディング力が必要になる
Wantedlyの運用は一見すると難しく思えてしまいますが、企業の想いに共感する方が集まりやすい傾向にあります。
Googleしごと検索
Googleしごと検索とは、Googleの検索画面に求人情報を反映させるサービスです。
たとえば「職種名(営業・事務など) 求人」などのキーワードで検索した際、アクセスした地域の求人情報が表示されるシステムです。
課金メニュー
・なし
メリット
・ほかの求人検索エンジンのような契約や料金の発生がない
・求人の注目度が予算に左右されない
デメリット
・有料で情報を載せたい場合、Google広告しか選択肢がない
・求人サイトの登録や自社求人サイトの作成が必須になる
Googleしごと検索は「構造化マークアップ」と呼ばれる専門的な処置が必要なので手間がかかってしまいます。
時間に余裕がある担当者は一度挑戦してみてはいかがでしょうか。
ちなみに筆者はライターとして検索する際、Googleで「ライター 業務委託」で検索しています。
まとめ
本記事では採用担当者向けに求人検索エンジンの概要や、筆者も利用している求人検索エンジンの中からおすすめ5選を紹介しました。
求人検索エンジンは、無料で掲載できるので採用にかかる予算を抑えて求人募集できる特徴があります。
しかし求人検索した際に上位表示されるには、専門性の高い職種かクリック課金や有料プランの加入が必須になってしまいます。
まずは無料から掲載し、状況や予算に応じて有料に切り替えて活用してみてはいかがでしょうか。
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