AIに奪われない職業はある!【チャットGPT】に聞いた、今後10年間で需要が高まる仕事とは――
〝AIの発達が人間の仕事を奪う〟
すさまじいAIの進化によって、このように言われてしまっているのは事実です。
しかしながらAIが発達しても仕事を奪われない、むしろ需要が高まる仕事があります。
そこでチャットGPTへ具体的にどんな職種の需要が高まるのか聞いてみました。
なぜ需要が高まるのか、そのワケも合わせてチャットGPTの回答をご共有します。
逆に“需要がなくなる”可能性のある職業は別記事にてまとめています↓
▼AIに仕事を奪われる?【チャットGPT】に聞いた、今後10年間で需要がなくなる仕事とは――
今後10年間で需要が高まる可能性がある職種【5選】
「今後10年間で需要が高まる職種を5つ挙げてください。そのワケもお願いします」
チャットGPTへ上記のように質問してみたところ、興味深い回答が返ってきました。
データサイエンティスト
データサイエンティストは、さまざまな知見を用いて主にビックデータ*を分析し、企業の課題解決や意思決定のサポートを行う仕事です。
*ビックデータとは、画像データや通信パケットなど大量で整理できていない情報のことを指します。しかしながら、その明確な定義はありません。
データサイエンティストの需要が高まるワケは、ビックデータ時代と呼ばれる現代社会にあるのだとか。
ビックデータの活用場面は非常に多いです。
例えば、防犯カメラ。防犯カメラはかつて、情報を記録する防犯目的としてのみ利用されていました。
しかし現在は、マーケティングの分野において「手に取ったけど戻した商品」や「カゴに入れたけど購入せず戻した商品」といった顧客行動データの分析にも活用されています。
こういったデータ分析は複雑かつ膨大だからこそ、人間の手が必要不可欠な領域なのです。
ソフトウェア開発者
ソフトウェア開発者は、コンピュータ上で動作するプログラムを開発する人のことを指します。ユーザーや顧客のニーズ、マーケティング分析を踏まえてソフトウェア製品に変換していきます。
ソフトウェア開発者の需要が高まるワケは、アプリケーションの需要が高まっていることにあるのだとか。
インターネットやスマートフォンの普及に伴い、アプリの利用はほとんど当たり前になっていますよね。そのようなスマホアプリの開発もソフトウェア開発に含まれます。
ちなみに国内のスマートフォン所有比率*は、2010年には4.4%しかなかったものの、2022年では94%まで達しています。
*NTTドコモ モバイル社会研究所による調査結果
この伸び率を見ると、今後さらにアプリ利用率も上がりソフトウェア開発の需要も高まることが予想されます。
AIエンジニア
AIエンジニアは、AI(人工知能)の開発を行う技術者です。機械学習やディープランニングを活用して最適なAIを構築することを主な仕事としています。
AIエンジニアの需要が高まるワケは、日本国内におけるAIの普及にあるのだとか。
現在もAIは凄まじい勢いで発達しているため、すでにAIエンジニアの需要は高まっているのですが、今後その需要がさらに高まると言われています。
しかしAI需要が増している一方、AIエンジニアの数が足りていないのが現状です。
AIエンジニアは高度な技術・知識レベルを求められるため、新しいエンジニア育成にも時間を要してしまい慢性的な人材不足に悩まされています。
その分、市場価値は非常に高いため、目指す価値は十分にあると言えます。
医療従事者
医療従事者は、医療関係に従事している者または厚生労働省が限定する有資格者のことを指します。医師・看護師・薬剤師・歯科医師・救急救命士など、その職種は多岐に渡ります。
医療従事者の需要が高まるワケは、日本の高齢化社会にあるのだとか。
日本の総人口における高齢化率は1950年(4.9%)より増え続けており、2022年には29.1%まで上昇しました。
さらに2065年には38.4%に達することが予想されており、国民の約2.6人に1人が65歳以上の社会が到来するかもしれないのです。
よって医療ニーズはますます高まり、多くの人材も必要になることが予想されます。
現状の医療現場は深刻な人材不足に悩まされていますが、いつの時代も必要不可欠といえる医療従事者の需要はより高まるでしょう。
経営コンサルタント
経営コンサルタントは、企業が抱える問題を専門的な視点から分析し、解決するための助言を行う仕事です。
経営コンサルタントの需要が高まるワケは、企業のグローバル化やデジタル化にあるのだとか。
グローバル化とは、資本や労働力の国境を越えた移動が活発化することです。簡単に言うと海外進出になります。
世界を視野に入れている企業はマーケティングや経営戦略が非常に強く、新たな市場開拓によって大きな効果を得られます。
デジタル化とは、デジタル技術を活用した新たなビジネスモデルや業務効率化を実現することです。誰もがスマートフォンを持つ現代社会において企業のデジタル化は重要とされています。
これらの2点は企業のなかで重要視されつつあり、競争率は年々上昇しています。その競争率を維持するために経営コンサルタントの存在が必要になってくるのです。
大変な仕事ではありますが、企業の問題解決から得られる達成感は大きなやりがいを感じられることでしょう。
まとめ
AIの発達は私たちにとって驚異的ではありますが、だからこそ需要の高まる仕事も存在します。
将来の仕事に対する漠然とした不安を抱える方は、このように将来性のある仕事を選択肢に入れるのも1つの手だと考えます。
日々変化する時代において、ビジネスに求められるスキルも変化していきます。そんな変化に対応する柔軟さを身につけて就職・転職に生かしていきましょう。
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