オンライン面接と対面面接との違いとは?転職活動でどちらも経験してきた筆者の体験談をもとに解説
新型コロナウイルスの影響から、面接の方法が対面ではなくオンライン面接を実施している企業が増えていると感じています。
フリーランスWebライターの仕事では、筆者が体験した限りでは10割がオンライン面接ですが、正社員雇用の面接は対面が9割でした。
そこで今回は、オンライン面接と対面面接の両方を経験してきた立場から、それぞれの違いやオンライン面接で失敗しないポイントをまとめました。
オンライン面接と対面面接との違いとは
オンライン面接と対面面接との違いは、移動時間の有無と遠方でも面接できるかどうかの違いがあります。
筆者自身、オンライン面接を担当してくれた面接官から「今海外にいるので電波悪かったらすみません」と言われた経験もあるほど、距離に関係ないのがオンライン面接の強みです。
一方で対面面接は、直接応募先企業に足を運べるので、職場の雰囲気を確認できます。
通勤になった際の移動時間や、昼休憩で立ち寄る飲食店を見られるのも対面面接の強みです。
オンライン面接は移動時間など関係ありません、回線や音声トラブルが発生する可能性があります。
対面面接であれば、オンライン面接のようなトラブルはありませんが、オンライン面接の準備次第で、円滑なコミュニケーションが取れるのです。
オンライン面接当日で失敗しないための準備
オンライン面接当日で失敗しないためには、念入りな準備が必要です。
筆者の経験をもとに紹介すると、以下のような準備をしておくのがおすすめです。
- ・場所や背景の確認
- ・機材準備
- ・ツールの動作感
- ・服装
場所や背景の確認
オンライン面接が決まったら、静かで落ち着いた環境で実施できるよう、場所や背景を整える必要があります。
大まかに、以下のような点を注意して環境を整えましょう。
場所 | ・安定したインターネット環境 ・個室で他者が入らない(映らない) ・周囲の音が入りにくい |
背景 | ・散らかっていない部屋 ・ポスターや装飾がない白い壁 |
安定したインターネット環境かどうかは、サイトにアクセスするだけで簡単に確認できます。
筆者はよく「インターネット回線の速度テスト Fast.com」にアクセスしています。
有線LAN接続せず、Wi-Fi接続だったとしても、50Mbpsあれば不便なくオンライン面接ができるでしょう。
背景は白い壁に背を向けてオンライン面接に参加するのがおすすめですが、住んでいる部屋の関係から難しい方もいるでしょう。
Zoomのようなツールは、背景のぼかし加工ができます。
リゾート地や宇宙のようなバーチャル背景も設定できますが、無難とも言える「ぼかし加工」がおすすめです。
機材準備
オンライン面接は、スマホやタブレット、PCなどのデバイスが必須です。
筆者自身、PCを持っているのでオンライン面接はPCで参加しています。
しかしPCを持っていない方は、スマホでオンライン面接を受けるでしょう。
スマホでオンライン面接をする際、以下の点に注意しなければいけません。
- ・オンライン面接用のアプリ(Zoomなど)をインストールできているか
- ・電波状況は安定しているか
- ・スマホを固定するスタンドを用意できているか
- ・充電切れの心配がないか
- ・通知が鳴らないような設定をしているか
面接官とのやり取りを円滑にするためにも、イヤホンマイクを接続しておくのがおすすめです。
内蔵マイクだと周囲の音を拾ってしまうだけでなく、面接官の質問が聞こえにくくなってしまう可能性があります。
音質を考慮して高額なイヤホンマイクを買う必要もありません。
筆者自身、iPhoneの付属品イヤホンマイクでオンライン面接に参加しています。
ツールの動作感
オンライン面接には、何かしらのツールを導入するのが必須です。
筆者自身がこれまでオンライン面接で利用したツールは、以下の通りです。
- ・Zoom
- ・Google Meet
- ・Microsoft Teams
- ・Skype
利用したツールは上から順番に頻度が高い印象で、不慣れな方は事前に接続しておく必要があります。
心配な方は家族や友人などに頼み、ツールの動作感を試してみましょう。
服装
オンライン面接は、あくまで面接なのでスーツかジャケットを着用する必要があります。
対面面接とは異なり、映るのは上半身のみになるでしょう。
しかし面接官は「ふさわしい身だしなみかどうか」を見ています。
実は筆者自身「身だしなみを見たいので全身を見せてもらえますか」と1度だけ言われた経験があり、恥ずかしい思いをしました。
滅多にないケースかも知れませんが、何かの拍子に映り込んでしまう可能性もあるので注意しておきましょう。
オンライン面接の注意点
オンライン面接を受ける際、対面面接を意識して使わないアプリの通知を切るのがおすすめです。
PCでオンライン面接を受けるなら、スマホの電源を落としておくのも1つの手です。
開始の5分前にはログインし、待機状態にしておきましょう。
採用担当から共有されたURLがエラー(無効)になっている場合も考えられます。
迅速に連絡を取り合えるよう、応募先企業の連絡先をすぐ開けるようにしておくのがおすすめです。
まとめ
今回はオンライン面接と対面面接との違いについて、それぞれの違いやオンライン面接当日で失敗しないための準備項目を解説しました。
在宅ワークの仕事が増えているので、面接の舞台も会社ではなく、オンラインで完結させる場面も増えていると言えるでしょう。
機材やツールを使いこなせていない方からすると、前日や当日の緊張は計り知れないものです。
心配な方は当日の緊張感を緩和させるためにも、家族や友人に模擬面接も兼ねてツールを使ってみてはいかがでしょうか。
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